熱狂の成れの果て。

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JrGPイギリス大会、男子シングルの結果がでました。
我らの佐々木彰生選手は7位。
SPの失敗をFSで取り返してくれました。
カッコよく言うとリバウンドメンタリティというか、雑草魂というか、ブロック大会からの強行軍の中、本当によく頑張った！えらい、あきお！


さて、彼のプログラムの曲はTVドラマ「熱烈的中華飯店」からのもの。
序盤が「金華菜胆鮑翅〜奇跡への道」で、踊り狂い始める部分は「北京片皮鴨〜乱闘」ですかね。
ネタを知ってからというもの、どうしても踊りながらチャーハン作ったり北京ダックの皮を削いだり、という妙なイメージが染み付いてしまって(笑)
いやいや、カッコいいですよ、ホント。操先生の振付は毎度ながら絶妙です。

チェコ大会からさらにダイナミックな演技になりました。
何かが吹っ切れたかのように踊る踊る！
序盤の3Loはまだまだ助走から怪しげでやはり転倒してしまいましたが、その他は凄く良くなってる。
特にキャメルスピンのスピードが今までの倍速に！
ジャッジに向かって投げキッスはあるわ、演技後のお辞儀はカンフースタイルだわ、更なる進化を遂げた中華飯店は最高にエネルギッシュ。

上位の選手と比べてまだまだジャンプ構成が弱かったり、まだまだ雑な感じがしたりしますが、彼比ではぐんと成長した感じを受けます。
成長期にある選手の演技は本当に楽しい。

あー、こりゃ全日本Jr観にいかなくちゃかなあ(笑)

「今日は彼の日ではありませんねぇ〜」

倉敷アナは惜しいシュートを２度相手GKに阻まれたアレッサンドロをそう評しました。
「○○の日ではありません」という表現は海外スポーツ、特にサイクルロードレースあたりで耳にする表現なのですが、自チームの試合で耳にするのはむず痒くも嬉しいものです。

他にも盛んに給水する中野を「水を得たサイドバック(笑)」と評したり、もうクラッキー節にくらくらしつつ楽しませていただきました。
マルシオ不在、試合開始後３分で松尾が負傷離脱でどうなるかと思われた千葉戦、なんとか勝ち点１ゲットォオオオオオオ〜！
勝ち点３も取れた感じだったけど、この試合で勝ち点取れたのはかなりデカい。
倉敷アナ・原さんの迷コンビのお蔭もあり、珍しくストレスの少ない中継でした。
高山主審も不要なカードは出さず、アドバンテージのとり方も的確で非常に良かった。

やはり、競技よく知る人の実況は味わい深く、楽しめます。
ウィットに富んだ倉敷アナのおちゃめ実況の数々はこちらで。
フィギュアスケート好きにお馴染みの小林千鶴アナは倉敷アナの奥様でもあります。

あー、ようやく新潟エントリが書けてスッキリした(笑)