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【芸能・社会】電力節減ライトアップ中止相次ぐ 東京タワーなど2011年3月12日 21時58分
東京タワーのライトアップや大阪・道頓堀の江崎グリコの巨大ネオン看板など、観光名物になっている照明が12日夜、消える動きが広がった。運営会社や広告主の企業が、東日本大震災を受けた東京電力福島第1原発の事故で不足した電力の節減に協力するためだ。 日本電波塔は、運営する東京タワーのライトアップを16日まで中止。被災者への哀悼の意を表す意味も込めた。震災で頂上部のアンテナが曲がり、安全確認するためタワーの営業も休止する。 大阪市浪速区の通天閣では、時間と天気を示すネオンを除きライトアップを中止。首都高速道路会社も東京のレインボーブリッジ、横浜市の横浜ベイブリッジなどのライトアップを取りやめた。 江崎グリコは通常日没の30分前から午前0時まで点灯している道頓堀の巨大看板のネオンを消灯。大阪市西淀川区の本社屋上の看板ネオンや、東京・渋谷のスクランブル交差点にある巨大画面「グリコビジョン」の明かりも消す。 外食大手のワタミも首都圏中心に店舗の外看板を消灯。サントリーホールディングスも東京電力管轄内で繁華街などに掲げられているネオン看板の明かりを消している。 このほか百貨店などでも節電のため営業時間を短縮する動きもあった。 (共同)
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