２０１１年３月１１日（金）１４時４６分。
友人と一緒に、外出先で震度５強の地震に遭遇しました。
ＪＲも私鉄も地下鉄も全線運転見合わせ。
その時、滞在していた施設でしばらく様子を見たあと、家族等の安否確認をしました。
携帯は繋がりませんでしたが、メールと災害伝言板を使って、無事を確認。
当初は、歩いて帰ろうかという話しをしていましたが、都内の一時避難施設で一晩明かすことにしました。
飲み物と食事等当座の必要なものを買い、避難所へ。
避難所には、たくさんの人が集まっていました。
暖かい避難所でホッとできたのは一瞬だけ。
途絶えることなく鳴り響く緊急地震速報と、繰り返し起きる余震に一睡もできないまま一夜を明かしました。
食事も、水分とゼリー以外は喉を通らず。
朝を迎え、自宅までの交通手段が確保できることを確認して、避難所をあとにしました。
震度５強という大きな地震。
その後も続いた大きな余震。
あのような、長く強い揺れを生まれて初めて経験しましたが、ほんとうに怖かった。
それも、外出先での被災。
不安で不安で仕方がなかったけれど、その場にいた人たちと、お互いに声を掛け合い助け合いながら、なんとか乗り越えることができました。
10時過ぎに自宅にたどり着くと、母がおにぎりと豚汁を作って待っていてくれました。
それを食べて、着替えをして、横になりました。
精神安定剤を飲みましたが、あの揺れがフラッシュバックして、なかなか眠れず、睡眠薬を飲んでようやく眠りにつくことができました。
目が覚めてから、ずっとニャースを見ていますが、想像を絶する大きな被害状況に、大変ショックを覚えています。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
