福島県が、12日午後6時半から開いた原子力災害対策本部会議の中で、担当職員が午後6時25分に総理大臣官邸から指示を受け、福島第一原発と福島第二原発から半径20キロの範囲を新たに避難指示の対象にすることを求めてきたことを明らかにしました。福島県は、現在、具体的な市町村やエリアを調べているということです。福島県の原発の周辺では、福島第一原発と福島第二原発からいずれも半径10キロで避難の指示が出ています。