JR東、運転取りやめ=新幹線や在来、帰宅困難者多数―仙台空港閉鎖・交通機関乱れ
時事通信 3月12日(土)0時32分配信
東北地方太平洋沖地震の影響で、交通機関は11日、各地で大きく乱れた。JR東日本は東北、上越、長野など全ての新幹線と、首都圏、東北地方の在来線全線で同日中の運転を取りやめ、首都圏の私鉄各線や地下鉄も軒並み運転を見合わせた。
このため多くの帰宅困難者が発生、枝野幸男官房長官は同日夜、全省庁に帰宅困難者向けに駅周辺の公共施設開放などを指示した。
JR東や国土交通省によると、東北新幹線で上下10本、上越新幹線で上り1本の新幹線が駅間で立ち往生した。また宮城県東松島市の仙石線野蒜―東名間を走行していた列車1本が津波で流され脱線した。
東海道・山陽新幹線は一時、全線で運転を見合わせた。首都圏の地下鉄や私鉄は夜になり、一部で運転を再開。東京メトロと都営地下鉄は終電時間を大幅に繰り下げた。
東北道や常磐道など高速道路49路線が通行止めとなった。首都高速も全線で通行止め。茨城県鉾田市では、国道354号の鹿行大橋が崩壊した。
国交省によると、仙台空港は冠水し閉鎖。山形、奄美、喜界の3空港も閉鎖された。成田空港も一時滑走路を閉鎖した。同空港と羽田空港でそれぞれ約1万3000人が足止めされた。
同省によると、航空は903便が欠航し、300便に遅れが生じた。日本航空と全日空によると、地震発生時に飛行中だった航空機は全機無事。ただ成田空港や羽田空港に向かっていた計61便が目的地を変更したり引き返したりし、乗客1万人以上に影響が出た。
日航は11日の運航便のうち、国内線142便と国際線15便の欠航を決定。全日空も国内線158便と国際線23便の欠航を決め、両社合わせて7万人超の予約客が影響を受けた。
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このため多くの帰宅困難者が発生、枝野幸男官房長官は同日夜、全省庁に帰宅困難者向けに駅周辺の公共施設開放などを指示した。
JR東や国土交通省によると、東北新幹線で上下10本、上越新幹線で上り1本の新幹線が駅間で立ち往生した。また宮城県東松島市の仙石線野蒜―東名間を走行していた列車1本が津波で流され脱線した。
東海道・山陽新幹線は一時、全線で運転を見合わせた。首都圏の地下鉄や私鉄は夜になり、一部で運転を再開。東京メトロと都営地下鉄は終電時間を大幅に繰り下げた。
東北道や常磐道など高速道路49路線が通行止めとなった。首都高速も全線で通行止め。茨城県鉾田市では、国道354号の鹿行大橋が崩壊した。
国交省によると、仙台空港は冠水し閉鎖。山形、奄美、喜界の3空港も閉鎖された。成田空港も一時滑走路を閉鎖した。同空港と羽田空港でそれぞれ約1万3000人が足止めされた。
同省によると、航空は903便が欠航し、300便に遅れが生じた。日本航空と全日空によると、地震発生時に飛行中だった航空機は全機無事。ただ成田空港や羽田空港に向かっていた計61便が目的地を変更したり引き返したりし、乗客1万人以上に影響が出た。
日航は11日の運航便のうち、国内線142便と国際線15便の欠航を決定。全日空も国内線158便と国際線23便の欠航を決め、両社合わせて7万人超の予約客が影響を受けた。
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最終更新:3月12日(土)0時36分