現在、4,5,6号機は定期検査中のため、運転データが「−」表示となっております。
原子力発電所は原子炉内で高い圧力で水を沸騰させ、高温高圧の蒸気でタービンを効率良く回し、発電しています。
原子炉は、一定の圧力になるよう運転しています。 ※起動・停止時等は、圧力は変動します。
<原子炉の圧力> ・1号機 6.91MPa 以下 ・2〜6号機 7.03MPa 以下
MPa(メガパスカル)は、国際的に使用されている圧力の単位です。
原子炉内の水は、高い圧力のもとで沸騰することにより、高温高圧の水蒸気になります。
原子炉の水温は、約280℃で運転しています。 ※起動・停止時等は、水温は変動します。
原子炉の水には、水蒸気になってタービンを回して発電するほかに、原子炉内の燃料を冷やす役割があります。 このため、燃料が露出しないよう、水面から燃料頂部までの水の深さは約5mほどあります。 原子炉水位は、一定の設定値に対し、水位の振れ幅を考慮した範囲になるよう運転しています。 ※起動・停止時等は、水位は変動します。
<水位の振れ幅を考慮した下限値・上限値> ・1号機 430mm〜1120mm ・2〜5号機 1002mm〜1309mm ・6号機 800mm〜1029mm