民主党の当選1回の衆議院議員は、郵政改革法案がいまだに成立のめどが立っていないのは問題だとして、安住国会対策委員長に対し、法案の速やかな成立を求めて100人を超える同期議員の署名を手渡しました。
郵政改革法案を巡っては、おととし、社民党も加えた3党の連立政権が発足したときから政府・与党として法案の成立を目指していますが、今の国会でも実現のめどは立っていません。これを受けて、民主党の当選1回の衆議院議員8人は7日午後、国会内の安住国会対策委員長の部屋を訪れました。この中で当選1回の議員は「おととしから訴えている郵政改革法案が成立していないのは問題で、郵政事業のサービスを以前のように提供してほしいという国民の声をしっかりと受け止めるべきだ」と述べ、法案の速やかな成立を求めて、当選1回の衆議院議員のうち、元参議院議員の3人を除く139人分の署名を手渡しました。これに対し、安住氏は「法案を審議するための特別委員会を今月中に衆議院に設置できるよう努力しており、できるだけ早く法案を成立させたい」と述べました。