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民主党・土肥議員、衆院政倫審会長を辞任へ
< 2011年3月10日 18:49 >
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菅首相に近い民主党・土肥隆一議員が、日本と韓国が領有権を争っている竹島（韓国名＝独島）について「日本政府は領有権の主張をやめるべき」などとする文書に署名していた問題の波紋が広がっている。
この問題は、土肥議員が先月２７日、日韓キリスト教議員連盟の代表として韓国・ソウルを訪問した際、「日本政府が歴史教科書の歪曲（わいきょく）や竹島領有権主張をただちにやめるべき」との文書に署名していたもの。菅直人首相は９日、「大変遺憾に思う。竹島は日本固有の領土であり、その立場は全く変わらない」と述べている。
土肥議員は「政府見解を否定するものではなく、領土問題の解決には話し合いの余地が必要だと思った」と弁明しているが、野党側は強く反発している。
自民党・世耕弘成議員「離党しろとか、議員辞職しろとか、側近として仕えている議員に何か具体的な行動はとられたんですか」
菅首相「幹事長の方で対応するということを言っていただいておりますし、私もまずは党で対応していただきたいと指示をした」
菅首相は「岡田幹事長が対応する」と答えるにとどまった。
土肥議員は、責任を取って衆議院政治倫理審査会の会長を辞任することになった。
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