竹島署名 島根県内で抗議の声
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竹島署名 島根県内で抗議の声

3月10日 21時30分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の土肥衆議院議員が、先月、韓国を訪れた際、日本政府に対し、竹島の領有権の主張をやめることなどを求める共同宣言に署名したことについて、竹島を所管する島根県内では抗議の声が上がっています。

民主党の土肥隆一衆議院議員は、先月下旬、「日韓キリスト教議員連盟」のメンバーとして韓国を訪れた際、日本政府に対し、竹島の領有権の主張をやめることなどを求める共同宣言に署名したうえで、共同宣言を発表する記者会見に出席しました。これについて、島根県議会の37人の議員のうち、民主党と自民党、公明党、それに無所属の超党派の35人で作る「竹島領土権確立島根県議会議員連盟」が、抗議声明を出しました。声明では「今回の行為は、韓国による主権侵害を容認する行動であり、軽率では済まされず極めて遺憾だ」としています。そのうえで、土肥衆議院議員に対して、早急に署名を撤回することや、政府・民主党に対して、土肥議員の厳正な処分を含めてきぜんとした対応を取ることを求めています。また、島根県の溝口知事は「土肥衆議院議員の言動は、政府の見解と異なっており大変遺憾だ。どのような考えに基づいてこのような言動をしたのか、改めてきちっと説明されるべきだ」というコメントを発表しました。