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“竹島署名”で辞意 首相「一つのけじめ」
民主党で菅直人首相に近い土肥隆一議員は10日、日本と韓国が領有権を争っている竹島(韓国名=独島)について「日本政府は領有権の主張をやめるべき」などとする文書に署名したことの責任を取って国会と党の役職を辞任する考えを明らかにした。菅首相はこの対応について「一つのけじめをつけた」との認識を示したが、野党側は「役職の辞任だけでなく議員辞職にも値する」として、さらに追及していく構え。
この問題は先月27日、土肥議員が韓国・ソウルで開かれた集会に出席し、「日本政府が歴史教科書のわい曲や竹島領有権主張をただちにやめるべき」との宣言文に署名していたもの。
土肥氏は竹島について「日本固有の領土だ」とした上で、「政治家として大変不注意だった」と謝罪した。議員辞職については否定した。
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