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【プロ野球】

佑が“悩み”告白 批評が「気になります」

2011年3月11日 紙面から

練習中にダルビッシュ(右)と話す日本ハム・斎藤=鎌ケ谷・ファイターズスタジアムで

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 スーパースターも人の子だった? 日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が10日、思わぬ“悩み”を吐露した。1月の新人合同自主トレ開始以来、ブルペンに入ったり、試合に登板するたびに、多くの野球評論家から論評されてきたが、その一つ一つのコメントが「気になります」と告白したのだ。

 新人で唯一参加した1軍キャンプでもマイペースを貫くなど、精神的なタフさには定評のある斎藤も、ナイーブな一面を持ち合わせていた。毎日のように新聞や雑誌などに掲載される野球評論家の「斎藤分析」。その中には投球術やコントロールを絶賛されたり、貴重なアドバイスになるものも多いが、手厳しいコメントも。「球威が足りない」「変化球の時にフォームが違う」「体重移動ができていない」などなど。

 「チェックしているし、気にしています。なるほど〜って思うことありますし。しっかり受け止めてやっていきたい」

 斎藤の注目度は今や球界一といえるだけに、その論評もすごい数になっている。周囲からは気にしすぎることを心配する声もある。ただ、この日に“悩み”を告白したとはいえ、斎藤は“聞き上手”でもあるだけに、それほど心配はいらないかも。日ごろからダルビッシュにアドバイスを受けているのに加え、この日は20歳年上の木田にも打者の攻め方や、分析方法などを伝授された。柔軟な吸収力も斎藤の武器の一つであるはずだ。

 練習後は東京都内のチーム宿舎に移動。オフとなる11日は完全休養し、13日の横浜戦(横浜)でのプロ初先発に備える斎藤。辛らつなコメントも力に変えて、快投劇を見せてくれるはずだ。 (臼杵秀之)

 

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