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五輪夢見て 笑顔の演技2011年03月02日 「たくさんのお客さんに、ニコニコしながら見てもらえる。そこがフィギュアスケートの魅力です」 横浜創英中学の鈴木春奈さん(13)=写真、本人提供=は1年生ながら、全日本ジュニア選手権で8位に入り、トップ選手も参加する昨年12月の全日本選手権にも出場した。目標は「3階のお客さんの笑顔まで見る」。軽快なステップに合わせ、観客の手拍子も次第に大きくなる。ショートプログラムをほぼミスなしで演じきり、満面の笑みが出た。最終結果も「自分でも驚いた」という大健闘の14位だった。 スケートを始めたのは3歳のころ。「物心ついたら回っていた」と笑う。朝は4時45分に自分で起きて、6時からの練習に向かう。今は春の大会に向け、ジャンプの時に開いてしまう左足のクセを修正している。 教えるのは、浅田真央選手らも担当する佐藤信夫コーチ。「のんびりしているので、ここまでできるとは思わなかった。理解力があり、努力家。楽しみにしている」と期待する。 趣味は意外にも魚釣り。休日は家族で朝から糸を垂らす。「スケートも釣りもタイミングが大事」と話す。 「オリンピック出場」の夢は小学1年のころから変わらない。次の冬季五輪は2014年のソチ。鈴木さんは「ソチには真央ちゃんと一緒に行けるといいな」。 (河合達郎)
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