“過激な仕掛け人”の異名で昭和プロレス黄金時代を演出した新間寿氏の76歳の誕生会が10日、都内で行われた。坂口征二氏、木村健悟氏、前田日明氏ら新日本OB、藤原喜明、グラン浜田からミノワマン、KAORUら現役レスラー、日本のDJの草分けであるケン田島氏にファンら約200人が出席した。
新間氏は新日本の営業本部長としてアリVS猪木戦を実現させ、タイガーマスクを誕生させた半生を振り返り、「6メートル40センチ四方のリングの中に私の人生はあった」と涙を流した。西口プロレス勢の試合やユリオカ超特Qのモノマネなども披露され、CM撮影で欠席したアントニオ猪木から「ますますお元気で」とビデオメッセージが届いた。
長女・千種さんが父には内緒で主催した。「びっくりした。知らずに呼ばれて来たら、私のためにこんなに盛大に会を開いてくれて感謝です」と感無量の新間氏。最後は“代役”を務めた小猪木が「1、2、3、ダァー!」で締めくくった。
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