2011年 3月 10日 |
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JFEケミカルも測定行わず
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倉敷市の水島コンビナートにある化学工場が約25年間排ガスの「すす」の濃度を測定していなかったことが分かりました。コンビナートにある別の製油所で同様の問題が発覚したばかりで岡山県は10日法令遵守の徹底を指導しました。指導を受けたのは倉敷市のJFEケミカル西日本製造所倉敷工場です。JFEケミカルによりますと1985年ごろから19の施設で、排ガスに含まれる「すす」の濃度を測定していないにもかかわらず架空の数値を記録していたということです。対象の施設では「すす」の濃度が環境基準値を下回っていたため、当時の担当者の判断で測定をやめたということです。JFEケミカルによりますと先月水島コンビナートにある別の製油所が「すす」の濃度を測定していなかったことが明らかになったのを受け調査したところ、今回の不正が分かったということです。測定器を使って「すす」の濃度を測定したところ、いずれも環境基準値の範囲内でしたがJFEケミカルでは今後、外部機関による測定について検討を行うことにしています。
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路線バスと衝突3人重軽傷
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10日、岡山市で路線バスと軽乗用車が衝突する事故があり、3人が重軽傷を負いました。10日午前8時すぎ岡山市北区野田屋町の県道交差点で、右折しようとした軽乗用車が前から走ってきた両備バスの路線バスと衝突しました。この事故で、軽乗用車を運転していた岡山市中区湊の会社員山本恵子さん(34)が頭などを強く打って意識不明の重体となっています。また、路線バスには運転手と乗客あわせて13人がいましたが、乗客2人が軽いけがを負いました。現場は、JR岡山駅近くの見通しの良い交差点で、警察ではバスの運転手から事情を聞くなどして事故の原因について詳しく調べています。
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緊急走行中の救急車が事故
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10日岡山市で患者を乗せて緊急走行していた救急車に、消防局の職員が運転するオートバイが衝突する事故がありました。事故があったのは、岡山市北区北長瀬表町の県道交差点です。10日午前8時ごろ、別の交通事故で負傷した30歳代の女性を病院に搬送するため、東向きに緊急走行していた救急車に、北向きに走っていたオートバイが衝突しました。オートバイを運転していたのは、市消防局の18歳の男性職員で、出勤途中だったということです。男性は足や腰に軽いケガをしましたが、救急車に乗っていた女性と救急隊員3人にケガはなく、女性は別の救急車で病院に運ばれました。事故当時、救急車側の信号は赤だったため、救急車は一旦停止後交差点に進入したということです。岡山市消防局では「あってはならないことで再発防止に努めたい」と話しています。
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岡山県公立高校で一般入試
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岡山県の57の公立高校で一般入試が始まり、約9300人の受験生が試験に臨みました。大学の入試問題がインターネットに投稿された事件を受け、高校でも携帯電話の取扱いに関する注意を強化していて、岡山市の岡山朝日高校では受験生に対し携帯電話は電源を切ってかばんに入れ廊下に置くよう、繰り返し指示が行われました。公立高校の一般入試は全日制、定時制合わせて7819人の募集定員に対し9304人が受験し、平均競争倍率は1.19倍となっています。また、西大寺高校など7校で国語の聞き取り問題が行われた際、CDが再生できないなどのトラブルがありましたが、予備のCDを使うなどして対応したということです。11日は面接が行われ、合格発表は今月18日です。
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