一気に夏から冬へ!
昨日の夜、アパートの部屋を掃除した。 すると○○病院と書かれた封筒が出てきた。 なんだコリャ? するとコピー用紙に手書きで書かれたメモが出てきた。 これか!懐かしいな!こんな事があったな〜。 タイ人の恋人が居て、タイで子供を生んで育て様という方は、是非ご一読を。 それか、もうすでに経験されていて、あれは何だったのか?と思っている方も是非。 知っている方は懐かしんで下さい。 その名はサルアミア! 取引先のスタッフは知っていたので、タイ人なら知っている事だと思う。 妊娠したタイ人には非常に重要な事だ。嫁さんが、妊娠してすぐの時の話だ。 電話で嫁さんが「あなた、血のチェックに病院行って」と言う。 何で?と聞くとサルアミアのチェックをして欲しいと言う。 サルアミア?サルモネラの間違えじゃないの?(それは食中毒か) なんで男が血液検査するんだ?妊娠してるのはトゥァレックちゃん(嫁さんのチューレン)じゃん。 「お願いだからすぐに行って来てよ」あれ?困ってる?はいよ。分かった。すぐ行くよ。 日本では旦那の血液検査はするのだろうか? 日本で子供を作った事がないから分からないし、子供のいる友人もそんな事は言った事が無い。 疑問だらけだけど、早速近くの個人病院へ行く。 受付で、すみませ〜ん、血液検査したいんですけど! 「何の血液検査ですか?」 サルアミアの検査。 「えっサル何ですか?」 サルアミア・・。 「何ですか、それ?」 分かりません・・。 「・・・・・・・・」 すると黙って奥に行ってしまった。暫らくすると院長と一緒に戻って来た。 「そんな検査はここでは出来ないなー。○○の○○病院へ行ってごらん」 こ、こ、これが噂のたらいまわしか!(なんちゃって) すぐに嫁さんへ電話する。サルアミアの意味が分かんなくて、病院で説明できないよ。 「今、病院!先生に代わるね」グッドタイミング! 先生に代わった。発音わる〜!こんな英語聞いた事が無い。(人の事言えないが・・) 発音悪いわ、専門用語でチンプンカンプンだわ、聞かなきゃよかった。 最後に先生が一言「Do you understand?」 私は言ってやった「Yes・・・」 だが、一つだけ理解できた事があった。 DNAだ。 サルアミアはDNAの種類の一つだ! 早速、○○病院へ行く。中規模の病院だ。1時間待たされ私の番になった。 血液検査専門の医師が出てきた。この医師もサルアミアは知らなかった。 私は全てを話した。嫁さんがタイ人でタイの医師が、これを欲してる事、、要らない事まで全部話す。 すると「分かりました。調べるので1日待って下さい。明日電話します。」と言った。 次の日の夕方になっても電話はこなかった。 すると夜、携帯が鳴った。「すみません遅くなって、これから○○のファミレスで会いませんか?」 えっファミレス?取り合えず行く事にする。するとその医師は先に来て待っていた。 「この件は仕事と関係ないので」と言って早速、話に入る。 ☆ここから先はメモと記憶で書いてるので、ちょっと違うかも知れないが、大体こんな感じ。 サルアミアとはDNAの種類で、東南アジア人に非常に多いらしい。 日本人でも居る事は居るが、数万人に1人しか居ないらしい。 サルアミアの中には悪サルアミアが居て、悪者同士がくっつくと奇形の子供が生まれたり、運動障害、知能障害、発育障害を持った子供も生まれるらしい。(かなり高い確率で) 普通のサルアミアでも、そういった子供が生まれてくる事があるらしい。 なので、タイ人医師はこれを調べたかったのでは無いか、とその医師は教えてくれた。 そして日本ではサルアミアの検査を出来る所が無い事、調べるのであればDNA鑑定をしなければならず、非常に高額である事。(¥40万位と言った記憶がある。) 唯一日本で、サルアミアを研究している教授が、山口県の大学に居る事。 もし、その教授に頼むのであれば、紹介状を書いてくれるとも言ってくれた。 ただ結果が出るまで、時間が掛かるらしい。これらの事をこの医師は調べてくれた。しかもタダで。 病院業務とは全く関係無いのに感謝感激だ。 嬉しかったので、しつこくお礼をしたいと言ったら「じゃあドリンクバー代で」なんていい人だ。 ファミレスを出て、何度もお礼を言って、この医師の帰りを見送った。 人に親切にされて、こんなに暖かい気分になったのは初めてだ。 だが、そんな暖かい気分を一瞬で凍らせるヤツがいる。 そう北部の女王こと嫁さんだ。 今回の出来事や、医師の優しさ、そしてこの感動、調べる事が出来るけど時間が掛かりそうなので、ちょっと待ってて貰いたい事をを話す。 すると「あなた遅いよ。3日も掛かってるじゃん。そんな事、医者なら当たり前でしょ!」 日本人は数万人に一人しか居ないから問題ないかと思うんですけど・・。 「そんなのダメ!時間掛かるもダメ!すぐ来て!明日来て!」・・・・。 明日は無理だから、2日後にタイへ行く。2泊3日で・・。¥15万・・。血を抜くだけで・・。 夜バンコク着、一泊して朝チェンライへ、そしてチェンカムの病院でチクッと血を抜き、そしてまたチェンライから夜バンコクへ、またバンコクで一泊して次の日の夕方日本へ戻った。 日本へ戻り嫁さんに電話をする。そう言えば血の検査いくらだった? 「分かんない。全部で800バーツだった。高いなー!」・・・・だと。 また大作になってしまった・・。(1時間半も掛かった・・) もしこれから経験される方は、私の様に振り回されないようご注意下さい。 そしてタイで奥さんが妊娠した時、旦那も血を抜きチェックするのはこの事です。 あっそうだ。あれからあの医師にお礼を言ってない。(名前も忘れた。顔も覚えてない。) 必ず8月にパヤオに帰る前、もう一度お礼を言いに行こう。 |
大変参考になりました。
今後に役立てたいと思います、先輩。
でも、日本だとそんな話聞いた事もないですね。
2009/7/28(火) 午後 4:22
僕の知り合いは、日本で産んだのですが、チェンカムのクリニックだとそんなこと聞かれませんでした。
日本の病院で妊娠がわかった時は、旦那さんはクラミジアだから2週間おなか痛くなるけど抗生物質の薬飲んで、再検査しに来てくださいと、一人で産婦人科に行きました。
2009/7/28(火) 午後 5:24
>Pikaminさん
良かった。一人救済できた。(笑)
日本人には、ほとんど関係無いDNAですからね。
研究してる人が、日本に一人しかいないし。
2009/7/28(火) 午後 7:16
>ぷ〜へいさん。
チェンカムには、1件しか産婦人科のクリニックは無いので、同じ所ですね。セブンイレブンの三叉路の所。ご友人は出産が日本だったから、調べなかったのかな?ふと今気が付いたけど、ひょっとすると嫁さんがサルアミアを持っていたのかも・・。だから慌てて、血液検査を私にするように言ったのかも。まあ娘が五体満足だから嫁さんには何も言わないでおこう。
クラミジアは危ないですからね。自覚症状が無い場合が多いし、HIVとかその他の性病を貰いやすくなりますので。と性病博士の友人Nが言ってました。(笑)
2009/7/28(火) 午後 7:32
わかりました。知り合いのPさんには伝えます。
ちなみに、実家はそのセブンイレブンを出て左にずーと道なりに8キロくらいです。
2009/7/29(水) 午前 0:27