ここから本文です

婚活詐欺女・木嶋佳苗 獄中飯では足りず弁当・菓子追加発注

NEWS ポストセブン 3月8日(火)7時5分配信

 東京、埼玉、千葉で起きた連続不審死事件で、3件の殺人罪などで起訴されている木嶋佳苗被告(36)。詐欺容疑での逮捕から既に1年半が経っている。捜査関係者が獄中生活を明かした。

「支給される食事では足りないのか、自分で弁当やお菓子を注文して食べている。こないだはハンバーグ弁当をペロリと平らげていました。運動も制限されているので、身体は大きくなる一方……不摂生と長期の取り調べが身体に負担を与えているようで、医師から薬を処方してもらっていました」

 同地裁では来る公判に向けて公判前整理手続きが進められているも、長期化するのは必至の情勢だという。再び捜査関係者の話。

「起訴内容を認めれば3人を殺害したことになり、極刑も確実。雑談には応じるんですが、殺人については、『黙秘します』とダンマリで、貫禄すら漂っている。検察は状況証拠の積み重ねで公判を維持させるつもりでしょうが、自供も直接証拠もない。展開が読みづらい裁判員裁判を闘うだけに、検察側にも不安が残る」

 関係者の間では初公判は来春にずれ込むと見られている。“完食”“完黙”の被告に、検察の打つ手が見物だ。

※週刊ポスト2011年3月18日号

【関連記事】
FD改ざんの前田元検事逮捕で小沢一郎氏関連公判で影響か
小沢氏 政倫審出ないのは「嫌だから」でなく「理由ない」から
大阪地検FD改ざん事件告発の美人検事が庁内で干されている
現場の捜査経験乏しい 特捜部=「最強の捜査機関」はウソ

最終更新:3月8日(火)8時45分

NEWS ポストセブン

 
 

PR

PR

注目の情報


PR