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『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は、2007年のトロント映画祭でプレミア上映されたゾンビ映画。ホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロが監督を務める作品で、2005年に公開された『ランド・オブ・ザ・デッド』に続く「デッドシリーズ」と称されているシリーズの最新作だ。ランド・オブ・ザ・デッド』から3年、ゾンビ映画をドキュメンタリータッチで撮るという手法で、新しい形のホラー映画を提供している。アメリカでは2008年2月、日本では2008年11月に公開。






前作の『ランド・オブ・ザ・デッド』と違い、有名な俳優人の起用がない。それはロメロ監督自信の原点に戻るという意向によるものだそうだ。また低予算、撮影期間も20日間程度という短さで、インディーズ作品を意識したような作品だ。シリアスな作品と思われがちだが、実はユーモアに満ち溢れた作品で、大鎌でゾンビに応戦するキャラクターは最高。




ジョージ・A・ロメロ監督は、続編を作らない。今回の作品『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』も前作『ランド・オブ・ザ・デッド』の続編ではなく、「デッドシリーズ」の一つではあるものの前作と内容がかぶっていない。『ランド・オブ・ザ・デッド』では進化したゾンビが登場したが、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』では皆が知っているようなゾンビしか登場していない。今回の『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は続編を臭わす終わり方になっているが、次回作が楽しみだ。


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