広島市長選(4月10日投開票)に立候補を表明している元市議、大原邦夫氏(61)は7日、地域政党「広島からのうねり」を設立し、県選挙管理委員会に政治団体として届け出た。
「地方から国を変える」と掲げ、市長と市議の報酬減や定数減、公務員給与の見直しなどで総人件費20%削減を目標とし、市民生活の向上などに振り替えるとうたう。広島都市圏を核に、広島、山口、愛媛の3県を一体化した「西瀬戸州」創設を目指す。
同市議選の立候補予定者に参加を呼びかけ、橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」、河村たかし名古屋市長の「減税日本」とも「連携を図りたい」とする。大原氏は前回の市長選は無所属で出馬し、次点だった。【矢追健介】
毎日新聞 2011年3月8日 地方版