2011年3月10日19時1分
坂上さんと同じ芸能事務所に所属するタレントの関根勤さんと小堺一機さんもコメントを出した。
関根さん 「突然の、知らせに驚いております。テレビ番組『カックラキン大放送』で10年間、芸や人生など、お教えいただきました。私にとってのコント55号は、私自身のアイドルでありお笑いの芸を目指すきっかけとなった大きな存在です。そんな憧れの坂上二郎さんとの共演は、夢のような時間だったと記憶しております。ここ最近は、明治座にコント55号の舞台を見にうかがった際に、楽屋でお会いするのが楽しみとなっておりました。今年1月の公演では声だけの出演でしたので、大変寂しく感じました。また、お会いできる時を楽しみにしておりましたが、それがかなうことがないと思うと誠に残念であります。今までどうもありがとうございました。ご冥福を、お祈りいたします」
小堺さん 「また、昭和の芸能界の偉大な先輩にお別れしなければなりません。本当に本当に、残念です。寂しいです。少年期には、おなかが痛くなるほど笑わせてもらい、この世界に入ってからは間近で勉強させていただきました。でも、僕らは悲しんでばかりはいられません。先輩に教えていただいたことを大切に頑張らねばなりません。ありがとうございました。これからは、頑張る後輩たちを見守って下さい。本当にお疲れ様でした」
坂上二郎さんが出演していたクイズ番組「ぴったしカンカン」の司会者だった久米宏さんは、所属する事務所を通じ、「コント55号がいなければ『ぴったしカンカン』という番組はありませんでした」というコメントを出した。