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「道は文化」だと思う
2年前に「八ヶ岳歩こう会」の10周年の記念行事として甲州街道を日本橋から下諏訪まで歩きました。約220キロ。毎月1回20キロ前後を15回にわけて。

今ウォーキングは中高年にブーム。またこの街道歩きというのも人気だそうです。

甲州街道を歩いてみて、シリーズ物というのでしょうか、起点から終点まで歩きとおすというのは確かに快感でした。やったぞ!という感じ。

 

道の途中には歴史ある史跡等も点在し、興味はつきません。

北杜市に住む私たちにとって、お江戸からだんだん自分たちの故郷に近づいてくるという感じもうれしく、特に、白峰三山・甲斐駒ケ岳が見えてきて、さらに八ヶ岳が見えてきたときのこみ上げてくる喜び♪

「わぉ〜!」

 

歩き始める前は今の国道20号を歩くのかと覚悟していたのですが、古道もずいぶん残っているんです。生活道路として使われている道が多かったですが、中にはその地の人々により、ほとんど埋もれてしまっていたような道が発掘され、新しい標識が建てられているところもありました。

その反面、歴史ある道がこれか!・・・とがっかりする道もありました。

 

michi-1.jpg

「ちょっとお伺いしますが、歩くひとのこと、考えていますか?」

 

ぽつぽつと歩いている中山道も素晴らしい道ですが、あるとき担当者からきょうは1番の難所を通ります、との話。難所と言えば本来は「峠越え」や「渡し」だったそうですが、現代の難所はやはり人一人も歩けない白線の中。端は崖、しかも道はカーブで大型トラックがバンバン通る・・・!

歩くことを楽しむどころか、命の危険さえあるのでただひたすら早く通り抜けようと思う道は、はたして道と言えるのか? 
はぁ〜・・・とため息も出ようというものです。


もちろん歩くこと自体は本当に楽しいし、いい道ももちろんまだまだ残ってはいるのですけど。

こういう街道歩きや東京まで行くシティウォークも時々やりますが、普段「八ヶ岳歩こう会」で歩いているのはほとんど地元の北杜市のこういう景色の中。

michi-2.jpg

このウォークのキャッチフレーズ
 水をはった田に早苗が初夏の風に揺れています。
           日本の田舎の「正しい」風景がここにはあります。


もう多額のお金を使ってコンクリートの大型高速道路を作ってより速く・・・というより、ひとに優しい道という方向に舵を切ってもいいのではないかな〜。

| 風路 | 10:07 | comments(6) | - | pookmark |
鉄の道・コンクリートの道
今回は今までと別の視点から「中部横断自動車道」について書いてみましょう。
その視点とは・・「鉄道」です。
八ヶ岳南麓で鉄道といえば、それは「小海線」です。



冬の雪原を走る小海線の列車

これが高速道路だったら、誰がわざわざ、こんな寒い日に写真を撮りに行きますか。



初夏の田園を走る小海線の列車

無粋なコンクリートの高架道路だったら、どうでしょう・・
例え甲斐駒の写真を撮りたくても、他の場所を探しますよね。

鉄道(特に非電化の路線・・小海線)は風景に馴染み、たまに通る列車が、適度なアクセントになるんです。
高速道路は風景に馴染まず、その風景を分断してしまうんです。

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| くまぱぱ | 20:31 | comments(0) | - | pookmark |
道は続く


2日間、東京におりました。
第13回大藪春彦賞受賞パーティへの出席。前年度受賞者は主催徳間書店からの招待です。
ぼくは道尾秀介さんと乾杯の挨拶。
今回、受賞した平山夢明さん(写真右端)は、17年来の友人です。
かつては同じ釜の飯を食う戦友でもありました。
受賞作〈ダイナー〉は、去年の日本冒険小説協会大賞に次ぐ大藪春彦賞のダブル受賞。
拙作〈約束の地〉と同じ道を辿ってきてくれました。
そのことが何よりも嬉しかった。感無量です。
会場となった東京會舘には700名以上のお客さん。その熱気の中で、友への祝辞を述べることができたんですから、ぼくは本当に嬉しかった。たまにこういうことがあるから捨てたもんじゃない。

人生は道であると感じます。
自分がたどってきた道が、こうして評価される。それは何よりもの励みになります。
出版不況の暗冥の中で、手探りでやってきた自分が、こうしてやってきたことは間違いなかったと自覚できる。その節目みたいなものがたまにあります。
そして道はさらに続きます。
小説を書くことは定年退職のない、一生の仕事です。
あらためて、死ぬまで作家をしてみようと思いました。


       ☆

「道」がテーマ。
中部横断自動車道(長坂〜八千穂)の話題が、今週はいっぱい出ると思います。
ぼくはもちろん、反対です。断乎。
賛成という人の意見を拝読すると、理由はたいてい「便利になるから」。
ぼくはそんな意識の在り方に深い哀しみをおぼえます。
なにかを犠牲にしてまでも、必要な便利って何でしょうか? 今の自分だけが楽できて、これから生まれていく子供たちに、いったい何を残せるでしょうか。快適な高速道路。わかります。でも、それがゆえに目に見えない犠牲がある。そのツケが回ってくるのは、おそらく何十年かのちのこと。
八ヶ岳に本当に必要なのは便利さ、快適さじゃなく、豊かな自然でしょう? それらは自分たちの子孫からあずかったものです。
テレビゲームやネット、ケータイばかりで、学校から帰っても、野に入って遊ぶことを知らない子供たちばかりの世界に、いったい何が期待できますか? 
「三丁目の夕日症候群」という言葉があります。便利で快適な生活の中に、ふと空虚を感じた大人たちが、昭和のあの頃を振り返る。高度なインフラに囲まれて孤立した人生じゃなく、暖かい家族の笑顔に充ちた畳敷きの生活が懐かしくなる。
ファーストフードやリニアカー。いくら時間を短縮しても、それで生まれた余暇すら満足に生かせない、ゆとりのない生活じゃありませんか。時間を短縮するのではなく、逆にゆっくりと時間をかけることを心がけませんか? ふだん車でしか走らない道を歩けば、いろいろなものが見つかるでしょう? 見知らぬ人との会話もあるかもしれません。
スローライフをたんなるファッションや飾りの言葉にしてしまったのはマスコミの罪です。
便利さと経済効果とつかの間の享楽と引き替えに、人間は心の豊かさをどんどん失っている。
文明の進歩は心の成熟と反比例する。ぼくはこの土地に暮らして、そのことを痛感しています。

| ひぐちあきお | 11:44 | comments(2) | - | pookmark |
今週のテーマ
こんにちは。Mr.Xです。

2月が暖かいと思ったら、3月は寒いという「まるでお約束」のような気候ですね。

今週は、水曜日担当の 風路 さんからです。

テーマは「道」

「今が大事な時と思われる中部横断道路のことはもちろん、好きな散歩道や鉄道、映画や音楽、詩、自分の生きる道(マイウェイ)という意味でもいいので、道にまつわる話を。」
とのコメントです。

ブロガーの皆さん、よろしくお願いします。

(X)


追伸
テーマの公募は続いています。
右サイドバーの「テーマ」提案フォームからどうぞ。

なお、北杜市と関係ないテーマは取り上げにくいです。
出来れば北杜市との関連性を考えてご提案いただきたいと思います。

| ブログマスター | 14:48 | comments(0) | - | pookmark |
市議会を傍聴する人
  2日から市議会が始まっている。
 初日の傍聴は6人だった。

 「傍聴したからってどうなることでもない」と思っている人がほとんどだろう。一方、傍聴したくても勤めがある、子育てがある、介護がある、等々の理由でウィークデイの日中に議会を傍聴する時間が取れないという人も大勢いるだろう。
 かく申すぼくも、日中暖かい時間には仕事をしたい。特にこの時期は忙しいのでたとえ数時間といえども仕事の時間をとられるのはかなり辛い。

 しかし、議会の傍聴は大事だと思う。
 本会議は普通に傍聴できるし、常任委員会、特別委員会だって原則として傍聴は可能だ。

 自分の時間を割いて傍聴することは面倒だし、資料もくれないから何をやってるんだかほとんどわからず退屈だ。
 それでも傍聴を続けていると審議の様子だけでなく議員一人一人の考えや議員同士の人間関係なども少しづつ分かってくる。
 どんな会派があって、その会派はどのような考え方をしているのか、どの議員がどこの会派に所属しているのか、それらのことが分かってくると議会そのものが見えるようになってくる。

 だから、いきなり一人で行くよりは誰か分かっている人に「解説者」として同行を頼むのがよろしい。
 
 例えばいまやっている議会は約270億円の予算(一般会計)案の審議が大きなテーマのひとつだ。12月には前年度の決算が審議される。

 毎回のように条例の制定や改廃、補正予算、公共工事の契約など、市民の生活に直結する事柄が議会で決まっていくのだ。




 時々「合併などしなければよかった」という声を聞く。そうかもしれないしそうでないかもしれない。だけど、そのせりふを合併前の旧町村議員の口から聞いたときは、空いた口がふさがらなかった。
 「あんた方がその合併を決めたんだろうが!」

 こんな馬鹿なことを言う議員も議員だが、その議員を選んだのは我々住民だということを忘れちゃいけない。

 住民は議会の傍聴もろくにせず、親類だとか同級生だとか、挙句の果てには知り合いに頼まれたなどという理由で議員を選んできた。
 その議員がどのような議員活動をしてきたのか、どのような発言をしてきたのか、議会を傍聴していればそういったことが分かる。
 分かればことによったらいくら親戚でも、いくら同級生でも、いくら知り合いに頼まれても支持しないという根拠になるはずだ。

 狭い地域社会ではそれでも「しがらみ」という目には見えないロープによってがんじがらめにされ、本当に選ばかければならない人とは違う人に一票を投じざるを得ない、ということはよくあることだ。
 であればこそ、議会を見続けるべきなのだ。
 それが結果として将来の地域のためであり、将来の自分や家族のためになるはずだ。

 だから大変でも議会を傍聴する人が増えて欲しい。
| おかの じゅん | 17:55 | comments(2) | - | pookmark |
付かず離れず
住まいという意識でこの地に暮らすようになってから、
どんどんと知り合いが増えるようになりました。
いい意味でも悪い意味でも「お近づき」程度ですが、
また心強いというかありがたい存在です。

親しくするなかで「繋がり」が生まれたり、
ココで具体的に何さんとは発せず辛いところ。


アルファブログに誘ってくださったJoeさんには感謝ですね。
そのJoeさんを知る方々の多さに圧倒です。
お忙しいようですからお会いする機会がなかなか無く。
結婚式でアップくださったことなどお礼したいのですよ。
ゆっくりお話したいのですがすれ違いばかりですね・・・。


住めば都、自分は果たして良い人になれるか分かりませんが・・・



地元で生まれ育って住む方はもちろんのこと
全く異なる地域から移住された方など、
いろいろな空気があって良いと思います。



| kirinpan | 18:21 | comments(0) | - | pookmark |
紹介できたら良いな〜

 
北杜市のいい人!って

市長を紹介できたら嬉しい。



来年の秋、改選になる。

是非この人にって
市長にしたい人が出てくるといいなぁ。

目先の利益にとらわれず
公益を考える人。
信頼できる人。

自慢の市長が誕生したら
かなり安心する。


それでも市政に関心を寄せ続けるってことは
大切だし、責任でもある。

| ときた りか | 21:15 | comments(2) | - | pookmark |
八ヶ岳案内人
ar-2.jpg 

15年ぶりに乗った自転車。
↑この写真のときは、少々登りなので・・・がんばっています(汗)。
この後、(苦あれば?)「楽」が待っていました。「わぉ〜♪」


 

ar-3.jpg

生まれて初めてカヤックという物に乗りました。
最初の不安はどこへやら、気分はアメンボかミズスマシ?
スイスイとパドルさばきも鮮やかに??疲れたらティ―タイム♪
 

 

ar-4.jpg

今は夜?満月の雪原はこんなに明るい!
木々の梢から差し込む月明かりはまるで宮沢賢治の世界。
「フシギなムーンライトスノーシュー・・・」

 

 

ワレナガラ楽しそうデス♪

きっと誰でも(^0^)こうなってしまうと思う。

自分自身の足で漕ぎ、手で漕ぎ、五感を使って感じる風や水の感触。

空気のキリリと澄んだ冷たさ。

 

彼らの案内してくれる自然に接すれば、車で通りすぎるだけでは決して味わうことのできない豊かな世界を感じさせてくれること請け合いです。

中の外遊びの、なかさん
八ヶ岳ウィンドスターの、TAKAさん
ひといき荘の、ふじけんさん

う〜ん、八ヶ岳は奥が深い・・・(ーー)
できるだけ、できるだけ・・・そのままで残したい。




| 風路 | 19:03 | comments(0) | - | pookmark |
中部横断道に反対する人

これは太平洋・・1976年、鎌倉の材木座海岸です。


これは日本海・・1976年、能登半島は輪島の海岸です。

季節は同じ冬なのに雰囲気が全く違いますね。
確かに、太平洋側の地域で育った人間としては、日本海を見たいという気持ちはありましたね。
もちろんその逆も当然あると思います。
「君は太平洋を見たか、僕は日本海を見たい」ってのは、中部横断自動車道建設促進のキャッチフレーズですが、気持ちは分かるんですよ、気持ちは。(笑

ただねぇ・・静岡県と新潟県が4時間で結ばれる事にどれほどの価値があるんでしょうか。
今だって6時間くらいで行けるはずだし、その2時間を短縮するためにどれだけの税金を使って、どれだけ環境を破壊していくのでしょう。
大体、高速1,000円だの無料化だのってご時世に(1,000円や無料化が良い政策だとは思いません)通行料で建設費を回収する目処が立つとは思えないし、通行料で賄えないとなれば、また税金で穴埋めする事になるのは目に見えています

静岡ー新潟間を2時間短縮しなくたって、行こうと思えば行けるんです。
30年以上も前に横浜から金沢まで、夜行列車で8時間もかけて行きましたれど、時間がかかって大変だった分、はっきりと記憶に、思い出に残っていますよ。
何でもかんでも、手軽に、便利になる事が良い訳じゃありません。
今の日本は、何でもかんでもコンビニエンスになりすぎて、逆にたくさんの良いものを失っているように思います。

さて、ここ北杜市では・・

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| くまぱぱ | 23:57 | comments(10) | - | pookmark |
北杜市のいいヒト募集中!
ガラにもなくFacebookなんてのを始めてしまいました。
というか、いまだによくわからんのです、これ。アカウントを作って友達を増やしたのはいいんだけど、あとは何をしようか? ツイッターみたいにつぶやきができたり、写真や動画を張り付けられたりするけど、なんだかあんまり楽しくない。
……あとは何なのだろう。何ができるのかな?
ブログみたいに日記を書くべきなのだろうか。うーむ。

とりあえずは、知り合いを検索で見つけたりするとうれしいです。
他のサイトと違って、Facebookは本名が基本なので、よっぽどのことがないかぎり、変なのも来ないだろうし、ということで、ぼくの名前を見つけたらリクエストしてみてください。
それから、「こんな使い方もできるよ」とご教示いただけましたら、なお嬉しいです。

世界各地で革命に火を点けるぐらいの影響力なんだから、あなどれませんわね。
こちらのSNSと違って海外から火が点いたものだから、まだ日本ではこれからなのかもしれません。
でも、匿名性に隠れて他人を誹謗中傷したり、シニカルな態度で他人の揚げ足を取ってばかりで、自分は何もしない人たちは、そろそろ没落していってほしいと思いますよ。
そもそも人が口にする言葉には責任が付随するもの。
なのに、あの2ちゃんねるの汚言の投げ合いを見るまでもなく、ネットの匿名性はそれを無視できてしまう異常な閉鎖空間を作ってしまったわけで、子供の頃からそんな世界に馴れてしまうとしたら末恐ろしい……。
だから、ぼくはFacebookの発展は新たな波として受け入れます。

で。
機が熟したら、北杜市でもやりましょうか?

茉莉花(ジャスミン)革命を――!




……あ。だれだ、そこでビビッてる人は?

| ひぐちあきお | 13:01 | comments(3) | - | pookmark |
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