記事入力 : 2011/03/10 10:38:05
対北ビラ:黄震夏議員「臨津閣以外の場所で散布を」
坡州市ムンサン邑の里長団協議会は、臨津閣でのビラ散布を行わないよう、同市に対策を要請している。同地域では、ビラ散布とこれを受けた北朝鮮の威嚇により観光客が減り、商業関係者がダメージを受けているという。
これに対し、沈在哲(シム・ジェチョル)政策委員会議長は「黄議員の発言は理解できない。北朝鮮に対するビラ散布をなぜメディアに公開せず、非公開で行うべきなのか、納得できない。北朝鮮はただ威嚇しているだけで、われわれを攻撃することはできないだろう」と反論した。
鄭玉任(チョン・オクイム)院内報道官は会議後の会見で「北朝鮮に向けたビラについてさまざまな意見が出た。政府・与党として市民団体によるビラ散布を統制する法的根拠が乏しい。だが市民団体も、地域住民が不安にならないよう配慮し、活動してほしい、というのがハンナラ党の立場だ」と説明した。
金鳳基(キム・ボンギ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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