ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

ビビアン・スー“演歌の女王”ランク1位

 レコチョク週間着うたランキング「演歌・歌謡曲部門」で1位に輝いたビビアン・スー
【拡大写真はコチラ】
 レコチョク週間着うたランキング「演歌・歌謡曲部門」で1位に輝いたビビアン・スー

 台湾出身の女優で歌手のビビアン・スー(35)が9日、故テレサ・テンさんのヒット曲をカバーした「時の流れに身をまかせ」で、この日発表されたレコチョク週間着うたランキング「演歌・歌謡曲部門」で1位に輝いた。ビビアンは昨年から7年ぶりに日本での活動を再開。16日発売のカバーアルバム「Natural Beauty」から先行配信された、故郷の伝説的ヒロインの名曲で、意外にも“演歌の女王”の座を手にした。

  ◇  ◇

 90年代の人気アイドル・ビビアンが、“演歌歌手”としてトップをつかんだ。「時の流れに‐」は日本では11年ぶりのCD発売となるカバーアルバム「Natural‐」から今月2日に先行配信された。3日には早くもレコチョク「演歌・歌謡曲部門」でデイリー1位を獲得。この日発表の同部門週間ランキングでも首位に躍り出た。

 歌手として復帰作となる「Natural‐」では日本の名曲をカバー。日本テレビ系「ウッチャンナンチャンのウリナリ」内で南原清隆(46)、キャイーンの天野ひろゆき(40)とともに結成したブラックビスケッツとしてリリースし、148万枚の大ヒットとなった「タイミング」(98年)も含まれている。なかでも「時の流れ‐」は、歌手としてだけでなく、反戦や民主化運動を通じて故郷の伝説的ヒロインだった故テレサ・テンさんの代表曲。ビビアンも「お母さんに教えてもらった最初の日本語の曲。私にも家族にも特別な曲です。そんな曲で週間ランキング1位をとれて本当にうれしい」と声を弾ませた。

 ビビアンは台湾で歌手や女優として活躍後、96年に日本に本格進出した。ブラック‐解散後は台湾に拠点を戻したが、デビュー20周年の昨年から、日本での活動を再開させた。まずは意外な演歌で表舞台に返り咲いたが、すでにCM、テレビ出演に、映画のオファーも殺到。今後は日本での活動を本格化させていく予定で、さまざまな顔のビビアンを見ることができそうだ。

(2011年3月10日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメ芸能社会写真ニュース

オススメ芸能社会ニュース






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp