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【プロ野球】

佑 スライダーの切れ戻った 13日横浜戦へ絶好調宣言

2011年3月10日 紙面から

ブルペンで力の入った投球を見せる日本ハム・斎藤=鎌ケ谷・ファイターズスタジアムで

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 13日の横浜戦(横浜)でプロ初先発する日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が9日、千葉県鎌ケ谷市のファイターズ・スタジアムでブルペン入りし、変化球を交えて61球を投げ込んだ。斎藤が手応えを強調したのは代名詞とも言えるスライダー。プロ入りしてからここまではコントロールに苦しむケースが目立ったが、「大学のいい時の感じに戻ってきた」と絶好調宣言も飛び出した。

 斎藤は2006年夏の甲子園では、歴代2位の大会通算78奪三振をマーク。大学時代も史上6人目となる30勝300奪三振を達成した。奪三振が多いのも魅力の1つだったが、オープン戦では計6イニングを投げ、打者23人と対戦しながら奪三振はわずか1。その大きな原因が、スライダーを見切られていることだった。それでも、問題だったスライダーにようやく本来の切れがよみがえった。斎藤も「鎌ケ谷と札幌の気候の違いとか、体が切れてきたというのもあると思うけど、今日は良かった」と自画自賛した。

 芝草投手コーチも「本人は(スライダーを)振ってくれないと言っていたが、大きく手前でバウンドしてしまって見られている部分があった。本来のスライダーが戻れば当然空振りも取れるでしょう」と予告。プロ入りしてから初めて先発する横浜戦。ドクターKとしても復活するつもりだ。 (臼杵秀之)

 

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