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【プロ野球】星野監督、甲子園に凱旋 古巣阪神と執念ドロー2011年3月10日 紙面から
楽天の星野監督が甲子園に凱旋(がいせん)した。阪神時代には監督として2年、オーナー付シニアディレクターとして7年と、計9年間過ごした思い出の地。敵将ながらスタンドから温かい声援を一身に受け、懐かしの空気を堪能した。 ユニホーム姿で甲子園に戻ってくるのは実に1022日ぶり。2008年5月21日、北京五輪の代表監督として実戦勘を取り戻すことを目的にウエスタンの阪神−広島戦で広島2軍を指揮して以来だ。プロ球団のユニホーム姿では、阪神監督だった03年10月24日のダイエー(現ソフトバンク)との日本シリーズ第5戦以来、2693日ぶり。グラウンドに立つと「やっぱ懐かしいな」と感慨もひとしおだった。 気分が高揚したのか急に小芝居を打つ場面もあった。ベンチで急に目頭を押さえたため、報道陣から「甲子園が懐かしいからか」と尋ねられると「お前らアホか、グスングスン」と泣きまねを披露。ひどい花粉症で目をこすってしまったことから勘繰られたようだが、あまりの報道陣の多さに「仙台にはこんなにおらんな」と上機嫌だった。 古巣との初対決はドローに終わった。先制されたが、中継ぎ陣の奮闘などで5回以降は1人も走者を許さず、「リリーフ陣が小刻みにいい仕事をしてくれた。最後にいいチャンスが来るんだよ」と高評価。終盤に追いつく展開に「試合に入ったら、そんなにノスタルジックにならなかったよ」。夢中で采配した。 昨年10月の阪神退団会見では「また戻ってきます。日本シリーズで」との名言を残した星野監督。試合後には「それが僕の夢。そうなってほしい」と目を細めた。次に甲子園で再戦するのは6月18、19日のセ・パ交流戦。今度は本気バトルで古巣から白星をもぎ取る。 (鶴田真也) PR情報
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