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【芸能・社会】「血が騒ぎます」と檀れい 南野陽子と伝統芸能番組2011年3月10日 07時35分
女優檀れいと南野陽子が、伝統芸能を分かりやすく2部構成で紹介するNHK教育の新番組「にっぽんの芸能」(4月1日午後10時スタート)で、それぞれ案内役を務めることになり、東京都内で記者会見。あでやかな着物姿を披露した。 檀はドラマ仕立ての第1部で、伝統文化の品々を扱う「花鳥風月堂」の女主人・雪乃役。店に居候する大学生・学(冨田佳輔)に「知らざぁ言って聞かせやしょうか」と、歌舞伎などの名作のポイントを指南する。 「古典芸能に引かれる点は具体的に何とは言えないんですが、宝塚歌劇団時代から歌舞伎を見たりはあって、(見ると)血が騒ぎます!」と目を輝かせた檀。「とても大好きなんですが、敷居が高い感じがして、なかなか入っていくのは難しい感じがありましたが、多くの方も楽しく触れていただけたら」。 収録では、助六ずしが、いなりずしとのり巻きである理由が、歌舞伎の演目とかかわっているなど、檀は「毎回毎回、発見があります」と言う。 南野は、見どころを押さえながらじっくり鑑賞する第2部「芸能百花繚乱」を、古谷敏郎アナウンサーと司会。初回は坂東三津五郎、中村時蔵による舞踊「吉野山」。第2回は箏曲で、米川文子、山勢松韻という2人の人間国宝を迎える。 「高校時代に箏曲部に入ったのですが、すぐに東京に出てきてしまい、弾くこともできないままでした」という南野が、演奏を体験するコーナーもある。 南野は「せっかく日本人として生まれたので、和の文化に触れないのはもったいないことだと思います。40過ぎて、気付くのが随分遅かったとも思いますが、今からでも知ればこの先楽しみじゃないかな」と語った。 (共同)
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