ぼうこう移行上皮がんのため6日に68歳で死去した、高校野球の元箕島高監督・尾藤公氏の通夜が8日、和歌山県有田市内の斎場「フューネラル有浄会館」で行われた。
79年の延長十八回で、十六回裏に人工芝につまずき、勝敗を分けたファウルを捕球し損ねた星稜高OB・加藤直樹氏(当時一塁手)も通夜に参列。「尾藤さんの下で野球をしたことはないのに、野球を教えていただいたかのような感覚になれる人」と思い出を語った。
箕島‐星稜戦以後も、尾藤氏はことあるごとに敗戦の責任を背負う加藤氏を気にかけてきた。加藤氏は高校卒業後に野球をやめたが、「箕島の選手でない僕を気にしていただいて、逆に箕島の選手に申し訳なかった」と加藤氏。昨年9月のOB記念試合で対面した時も、尾藤氏は涙を流して喜んだという。
加藤氏は「(その時は)あまりお話しできなかったので、今年の年賀はがきは2枚にわたって書いた。今月19日からの連休中にお見舞いに行く予定にしていたのですが…」と無念さをにじませた。
カープ/ 斎藤佑樹/ アニキの1人語り/ 週刊高校野球/ 【コラム】 第2の人生/ 猛虎豪傑列伝/ 【ブログ】 アニキ番の1人語り/ タイガーチャージ/ 水足丈夫の交遊録/ 鎌田実の野球教室 / カメラマンブログ/ 本日も野球日和/
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook