ホッカイドウ競馬の誘導馬に4月末、犬のダルメシアンのような珍しい模様の馬がデビューする。白毛に黒のぶちのアパルーサ種で、晴れ舞台を控え、浦河町乗馬公園で訓練に励んでいる。
2007年に旭川市で生まれ、たてがみも一部黒色が混じったメッシュ。これまでの誘導馬が高齢となり、後継馬として競馬を盛り上げることになった。
これまでは新ひだか町の牧場で飼われ、本格的な訓練はされていなかった。乗馬公園では、1日1時間ほどの訓練メニューをこなす。担当する浦河町教委の上妻智主幹は「性格が強く元気な馬で、経験を積めば良い誘導馬になる」と太鼓判を押す。