2011年03月09日

お茶の間の「部落利権」議論へ

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「人権侵害救済機関設置法案」の加速を歓待

『2ちゃんねる』の是非も含め大いなる国民的議論を交わせ!

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 奈良県の水平社博物館において、開催されていた展示会「コリアと日本−韓国併合から100年−」が欺瞞と捏造に満ちているとして熾烈な抗議行動を展開した川東大了氏(在日特権を許さない市民の会=在特会=副会長)への支持声明を昨日のエントリーにて出させて頂いた。

在特会副会長・川東大了氏の行動(IN奈良)を全面的に支持!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51709517.html

 やはりと言うべきか、保守系ブロガーをはじめ在特会内外で川東氏の言動について反発も多いが、改めて自らの判断には誤りがなかったと自負するものだ。
 川東氏への支持はより強くすることこそあれ、これを撤回するような理由はどこにもない。

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 では、本来的には「仲間」「同陣営」であるはずの保守系ブロガーや在特会周辺は、川東氏の言動についてどの辺りが問題だとしているのか。それを検証してみることにする。
 
 彼らが言うのにはまず、博物館前での抗議街宣で「エッタ」「非人」という表現を用いたことで、「国が差別用語として認定している言葉を使ってはいけない」とする批判だ。

 これまでキレイゴト(綺麗事)保守」や「阿呆守(保守)」とされる輩が再三にわたって指摘し、私どもが反論を繰り返してきた運動論・方法論にも通じる話だが、相手にとって痛くも痒くもない運動手法では何らの打撃にもならない。
 今回、川東氏が強烈且つストレートな表現で以って攻撃したことにより、『部落解放同盟』が猛然と噛みついてきた。

 博物館の前で「部落差別などは本当に日本に存在するのでしょうか〜」などという、当たり障りのない抗議で相手が何らかの反応なり反発を示すだろうか。
 どのような形であれ相手が鼻でせせら笑って見過ごすのではなく、何らかのリアクションを示したことに行動の成果がある。

 社会運動とは即ち「闘争」であり「戦争」であるのだから、日本人の血税を食い物にする部落利権を許さないとする日本人の生き残りをとした戦いにあっては、そのくらい刺激的な表現を用いたとしても構わない。

 だいたいエッタ、非人が差別用語であると認識しているどころか、その表現が何を意味するのか知っている日本人も現代では極小となっているだろう。未だに問題視しているのはせいぜいが解放同盟くらいなものだ。

 次に当ブログのコメント欄にも寄せられた意見だが、「差別利権を貪る連中に『レイシストを許すな』という口実を与えるだけだ」「差別語を連発するレイシストに対処するために、『人権擁護法案が必要だ』という口実を与えることになる」とするいつもながらの決まり文句だが、曲がりなりにも保守なり右派を自認する者の中にはまだこんなことを言っている奴が少なからずいるのかと思わざるを得ない。

http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51709517.html#comments

批判を覚悟で申し上げます。
今回の川東副会長の解同への街宣は在特会を破滅に導く愚かな行為だと思います。
これで「人権擁護法案」の可決に道筋をつけたようなものです。
解同への批判は当たり前だと思いますが、差別用語と国が認定している言葉を使ってはいけません。
解同側がどのような手を打ってくるかはわかりませんが、会の活動は大幅に制限されると思います。
在特会には頑張ってもらいたいのですが、今回ばかりは厳しいと思います。
桜井会長も危機感を持って、昨日のHPで緊急声明を発しました。
個人的行動と副会長を切り捨てる戦略しかなかったのはわかりますが、現役副会長ですから難しいと思います。
この問題が大きくならないことを願っています。
Posted by 一般人 at 2011年03月09日 11:52

 要するに抗議行動が「逆効果をもたらす」という毎度のパターンの批判だが、新たな「部落利権」をつくり出すとされる「人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)」について、その法案成立に道筋をつけた、加速させた、アシストした、とするなら大いに結構なことである。

 問題は大きくなれば大きくなるほど大変、結構!

smile2 この人権侵害救済法案の黒幕的推進派が部落解放同盟であることはつとに知られていたが、そもそも解放同盟にしたところで、この人権侵害救済法案を国民の目に見えないよう煙幕を張る形で暗黙裡・秘密裡に進めたいのが本心である。

 国民的議論の場に引っ張り出し、テレビ・新聞で連日報道されるなどマスコミで大々的に取り扱われるほど白日の下に晒されるようなことになれば、忽ち新たな部落利権への反発・反対意見が噴出するのは必至で、解放同盟ら推進派としてはそれを最も恐れている。

 対して保守・右派の側はあまりにも熾烈な攻撃に出ると、奈良での川東氏に対するようにそれが「差別事件である」として逆手にとられることにより、却って法案成立の呼び水になってしまうのではないかと恐れていた。

smile 双方が国民的関心を呼び、公(おおやけ)での議論に発展することを恐れてこう着状態が続いていたが、その意味で今回、川東氏が極端な表現を用いてでも抗議行動によって人権侵害救済法案ひいては部落利権という問題を表沙汰に引き出した意義は大きい。

 さる保守系ブロガーは川東氏の行動について「(保守陣営の)足を引っ張るな」としているが、話はまったく逆で、イの一番に行動に乗り出した川東氏の足を引っ張るようなことこそ、してはいけない!

 人権侵害救済機関設置法案のような法案は極力、表に引っ張り出させるようにしなければならない。

 この法案はいずれは成立してしまうだろう。そこに至るまでの経過として2通りのパターンが考えられる。

1)国民的関心を呼ぶ中、反対の怒号が飛び交う中で推進派が強引に成立を図った

2)国民的関心の無い中、知らぬ間に裏でいつの間にか成立・施行されていた

 同じ成立するにしても、この2通りのパターンではその後の展開がまったく違ってくる。

 だから保守派の運動だけで問題を論じ保守派の運動だけで反対を唱えていては何らのチカラも持ち得ない。

 やたら増税だの減税だのが喧しい状況にあって人権侵害救済法案に限らず、外国人参政権法案にせよ、移民受け入れ法案にせよ、それによって新たな官庁なり機関なりが創られることによっていかに日本人の税金が食い物にされるかという観点から問題が問われなければいけない。

 悪法案を表に引き出し、国民を議論に引っ張り出すほどに関心と話題を呼べるか。今日の社会運動の意義とはこのように良きにつけ悪きにつけ、日本の現状を曝け出すことにある。

 問われるべき問題に「光」が当たらないため、増殖する一方のカビはいくらでもある。

 インターネット匿名掲示板サイト『2ちゃんねる』では度々、どこそこの駅やら学校で何人の人を殺傷するだの爆発物を仕掛けるといった書き込みが為される。
 テレビ・新聞のニュースを騒がせたインターネット上における「犯行予告」の書き込みはその全てが2ちゃんねるだ。

 迷惑を被るのはインターネットを利用するユーザーのみならず、犯行予告によって警戒・警備に動員された警察官や駅、学校、公共施設の関係者と児童まで含めたその利用者など不特定多数…。

 書き込みが為されては摘発するということを全国各地で数え切れないくらい繰り返してきた。時には本当に凄惨な殺傷事件が引き起こされたことさえあった。2ちゃんねるが無ければ起きなかったのではないか。

 人権侵害救済法案ではインターネット上の表現・言論が阻害されるのではないかと懸念する向きが強いが、ぜひとも2ちゃんねるの存在の是非を問うことも含め、大いなる国民的議論が交わされるべきだろう。

☆動画ご紹介

奈良県の水平社博物館で抗議街宣を行いました。3−1(2011.1.22)

http://www.youtube.com/watch?v=LPODTLYYST0

奈良県の水平社博物館で抗議街宣を行いました。3−2(2011.1.22)

http://www.youtube.com/watch?v=KA8SFYXXwBk&feature=related

奈良県の水平社博物館で抗議街宣を行いました。3−3(2011.1.22)

http://www.youtube.com/watch?v=6LYsJhh4W3A&feature=related


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Posted by samuraiari at 23:54│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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