はやぶさ 運行開始に多くの人
K10044732911_1103051935_1103051940
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

はやぶさ 運行開始に多くの人

3月5日 17時40分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東北新幹線の新型車両「はやぶさ」が、5日から運行を開始し、車内やホームは、多くの人たちでにぎわいました。「はやぶさ」は、東京と新青森の間を1日2往復、東京と仙台の間を1日1往復します。

5日から導入された、東北新幹線の新型車両「はやぶさ」は、最高時速が300キロで、新青森と東京を3時間10分で結びます。新青森駅の新幹線ホームでは、上りの1番列車「はやぶさ4号」の出発に合わせて、記念式典が行われました。式では、JR東日本の清野智社長が、「青森県の皆さんと一緒になって、青森を全国に知ってもらい、お客さまに来ていただくことに全力を挙げたい」とあいさつしました。このあと、午前6時10分に1番列車が東京に向けて出発しました。この列車の車内は、家族連れやビジネスマンなどで満員の状態で、車内や外の様子を撮影する人もいました。一方、東京駅を出発した下りの1番列車は、出発前に男性が混み合うホームから転落したり、岩手県の二戸駅と青森県の八戸駅の間で、乗客の子どもが誤って非常通報装置のボタンを押して一時停車したりするトラブルはありましたが、予定より3分遅れの午前11時25分には新青森駅に到着しました。「はやぶさ」は、新幹線として初めて導入された、最高級の座席「グランクラス」を備え、東京と新青森の間を1日2往復、東京と仙台の間を1日1往復します。「グランクラス」の乗客の1人は、「長く乗っても疲れないし、車内の雰囲気もよかった」と話していました。