2011年3月8日5時31分
東国原英夫氏
東国原英夫・前宮崎県知事(53)が、4月の東京都知事選に立候補する意向を固めた。13日以降に表明する。1月に宮崎県知事を1期で退任した後、都知事選出馬や国政転身を検討してきたが、地方分権を進めるために都知事を目指すことを決めた。
関係者によると、東国原氏は今月初め、有力支援者に「都知事選に出ることを決めた。東京から地方分権を進めたい」などと語ったという。
東国原氏はこれまで、「国政や大都市圏の知事を視野に入れているが、あらゆる可能性を排除せず検討している」と述べてきた。「地方分権の推進」を公約の基本に据え、周辺県との関係強化や羽田・成田両空港の連携を盛り込むことを検討している。
東国原氏は「そのまんま東」の芸名で約25年間、タレント活動をした後、2007年に宮崎県知事選に当選。県産品を積極的に売り込む活動などが注目された。09年の衆院選前には自民党が立候補を打診したが、「総裁候補とする覚悟があるか」などと発言して物議をかもした。
都知事選をめぐっては、石原慎太郎知事(78)が不出馬の意向を固めている。前参院議員の小池晃氏(50)=共産推薦=、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)、神奈川県知事の松沢成文氏(52)、発明家のドクター・中松氏(82)らが立候補を表明している。
大阪府の橋下知事と名古屋市の河村市長は、選挙で議会の多数派を塗り替えることによって公約実現をめざす。「ケンカ民主主義」は新たな本流になるのか。