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「NHKの受信料スタッフに『家の中に入れてほしい』と求められた」という話を聞いた

ノンセクション2011年03月09日 10:12 | フォルダ : 

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少し前のことだが、さる集会で怒りの声を上げた男性がいた。以下のような趣旨の内容だった。
 仕事を終えて帰宅したある日、自宅前にNHKの受信料スタッフ(正式には地域スタッフ)を名乗る若い男性が立っていた。受信契約を結んでいるかを確認しに来たという。テレビを置いていない旨を伝えると、スタッフは「パソコンが(番組が見られるように)つないであるだろう? 家に上がらせて確認させてほしい」と求めてきた。「強制力はあるのか」と尋ねたところ、「ない」との回答だったので拒否。すると今度は「携帯電話でテレビが見られる」と言い出した。自分のケータイでは見られないと思って差し出したら、視聴可能と判明。「映るじゃないか。ワンセグだから受信料をもらう」と言われたが、番組を見たことがないので納得がいかず、その場は引き取ってもらった――。
 この男性は「そこまでやるのか」と憤っていた。
 実際、NHKはどこまでやるのか。問い合わせると、以下の答えが返ってきた。
 「放送法では『NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない』と定め、NHKの放送を見る見ないにかかわらず、テレビ等受信
設備をお備えであれば、受信契約を義務付けています。
  このためNHKでは、一軒一軒のお宅に訪問し、受信設備の状況を確認したうえで、受信設備をお持ちであれば、受信契約をお願いしています。
  また、パソコンや携帯電話のみでテレビ視聴している世帯も、受信契約の締結が必要となりますので、『テレビは持っていない』と言われた場合でも、パソコンや携帯電話でテレビを見ることが可能か否か、確認しています。
 しかしながら、訪問するスタッフがお宅の中に入って受信設備を確認するような指示はしておりません。
 NHKとしては、一軒一軒のお宅を訪問する際、公共放送の意義や受信料制度について誠心誠意丁寧にご説明し、ご理解いただけるように努めております。こうしたNHKの姿勢は、今後も変わることはありません」
 NHKはワンセグ携帯電話が受信契約の対象であることを自局のホームページや放送で周知すると同時に、携帯電話会社の協力を得て、携帯電話会社のホームページ、カタログや取扱説明書にも、ワンセグ携帯電話の放送受信契約について記載してもらっているという。
 家に入るよう指示はしていないとの説明だが、パソコンを持っているか否かは、場合によっては中に入らないと分からないケースもある。だからこのスタッフは「上がらせてほしい」と言ったのではないか?
 自宅にテレビがなくとも、ワンセグ携帯電話は持っているという人も少なからずいるだろう。ホームページはともかく、携帯電話ショップでいちいち、ワンセグが受信契約の対象になることを販売員が説明しているのかは疑問だが…。
  
 

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