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沖縄労組 米総領事館に抗議

3月9日 14時34分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

アメリカ国務省のメア日本部長が、「沖縄はゆすりの名人だ」などと批判したとされる問題について、沖縄県内の労働組合の代表らが、「許せない暴言だ」としてアメリカ総領事館に抗議しました。

連合沖縄の仲村信正会長らは、9日、沖縄にあるアメリカ総領事館を訪れてグリーン総領事と面会しました。この中で、連合側は「沖縄がアメリカ軍に統治されていた時代にさえ、これほど侮辱的な見方が表明されたことはない。県民の尊厳を著しく傷つけた許すことのできない暴言で、強く抗議する」などとして、メア氏の更迭を含めて厳重に処分するよう求めました。これに対し、グリーン総領事は「皆さんの思いを本国に伝えたい」と答えたということです。連合沖縄の仲村会長は、抗議のあと、記者団に「メア氏を厳重に処分しなければ、県民は反米感情に走らざるをえない。しかるべき処分を速やかに行わなければ、県民の気持ちは収まらない」と述べました。