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子宮頸がん予防接種で副作用99例報告
子宮頸(けい)がんの予防接種について、厚労省は28日の予防接種後副反応検討会で、ワクチンが発売されてからの約1年間で気を失うなどの副作用が99例報告されていることを明らかにした。
厚労省が子宮頸がんワクチンの製造販売業者から報告を受けたところによると、先月末までに約67万人が接種を受け、そのうち99人に副作用がみられたという。内訳は、気を失った人が21人、発熱した人が13人いた他、注射した部分の痛みや頭痛、けいれんなども報告されている。
厚労省は「安全性に重大な懸念はみられない」とする一方で、肩の筋肉に注射するワクチンで痛みが強いため、接種した後は、その場で約30分様子を見るよう注意を呼びかけている。
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