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’11統一選:民主公認、辞退する候補続々 他党くら替えや無所属に /東京

毎日新聞 3月9日(水)10時23分配信

 統一選に向け、民主党公認を辞退する候補者が都内で相次いでいる。民主党都連が発表する「公認・推薦候補」の「第6次分」(4日付)では、現職区議1人が公認から推薦に変更、区議3人、市議1人が「本人からの申し出」で公認を辞退した。6日には前原誠司前外相が在日外国人からの政治献金問題で辞意を表明。辞退した区議の1人は「選挙まであとわずか。今ぎりぎりのところで悩んでいる議員も少なくないはず」と今後も公認辞退が続く可能性があると示唆している。【飯田和樹、神足俊輔】
 民主党都連関係者によると、8日までに本人の申し出で公認を辞退したのは17人。うち7人が無所属や他党にくら替えし立候補する見通しだという。
 公認辞退した男性区議は「半年間ぐらい悩んだ。選挙を考えた打算的なものがまったくないとは言えないが、初心に帰りたいと考えた」。この区議は無所属で立候補する意向だ。
 期数を重ねたベテラン議員が返上するケースもある。ある区議は「現職の地方議員は政党におんぶに抱っこで当選しているわけではないので、公認返上もしやすい面はあるかも」と指摘。「今や民主公認は大荷物ですから」と話した。
 民主都連の常任幹事の1人は「残念だが、今の党の状況を考慮すれば分からなくもない。ただ、議員になろうとすれば良い時も悪い時もあり、覚悟が必要だ」。また、別の民主都議は「現政権が期待されていない。前原外相の辞任も影響しなければいいが」と不安を口にした。
 減税日本にくら替えした現職区議。くら替え後は街頭演説時の有権者の反応も変化したと感じる。民主党時代は紙くずを投げつけられたが、今は「期待している」と声がかかる。「菅直人首相は今のこの時期になっても有効な手だてを何にも打てない。自民は腐ってもタイだが、民主は腐ったら終わり。それが腐ってきている」と現政権に手厳しい。
〔都内版〕

3月9日朝刊

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最終更新:3月9日(水)10時23分

毎日新聞

 

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