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13日投票 名古屋市議選 民主 自民 お笑い政党隠し

【政治・経済】

2011年3月8日 掲載

公明 ちゃっかり「大村知事」利用

 河村新党「減税日本」の勢いに注目が集まる名古屋市議選挙(投票日3月13日)は、減税日本の第1党が確実な情勢だ。定数75のうち「過半数は難しそうだが、30議席近くいくんじゃないか」(地元記者)という。投票先を聞いた週末の世論調査は、共同通信が減税日本26.6%、自民15.3%、民主10%。読売も減税日本28%、自民17%、民主14%と、2大政党が大きく引き離されていた。
 そんな大苦戦の民主と自民の戦いぶりは、もっぱら「政党隠し」である。
 お笑いなのは候補者のポスター。例えば定数7に12人が立候補しているこの選挙区。民主党候補と自民党候補の政党名が米粒みたいに小さく、かなり近づかないと読めない。共産党やみんなの党、減税日本が党名を大きく掲げているのとは大違いだ。
「特に民主は、1カ月前の市長選時は、河村市長嫌いの岡田幹事長が何度も名古屋入りしていたのに、今回は予定ナシ。愛知県連の関係者も『呼んでないし、呼ばない』と言っていて、民主党隠しを徹底しています」(前出の地元記者)
 一方、公明党候補のポスターには、「私も応援します!」とほほ笑む大村秀章知事の写真入り。公明が知事選で元自民党の大村を支援したから、その見返り、というわけだ。
 もちろん、3人いる減税日本の候補のポスターには、どれも河村市長の顔が大写し。無所属なのに、河村市長のキャッチフレーズ「庶民革命」を拝借する便乗ポスターまであった。
 勝つための手段とはいえ、隠したくなる政党って、存在価値があるの?

~2011年3月8日以前の記事~

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