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入川保則「もう1回結婚したかった」

 がんのため余命半年であることを明かし、質問に答える入川保則=東京・六本木のテレビ朝日(撮影・金田祐二)
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 がんのため余命半年であることを明かし、質問に答える入川保則=東京・六本木のテレビ朝日(撮影・金田祐二)

 がんで余命半年を宣告されている俳優・入川保則(71)が8日、都内で記者会見を開き、離婚歴が3回あることを告白した。6年半前に女優のホーン・ユキ(60)と離婚したことはデイリースポーツに告白していたが、この日は「1つだけ心残りを言うならもう1回結婚したかった」と冗談とも本気ともつかないコメントで笑わせた。また、昨年12月の舞台で仕事から身を引いた形になっていたが、新たな映画の企画が進んでいることも明かし、事務所関係者は「遺作の撮影に入る」と話した。

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 デイリースポーツの取材でがんを告白したときは「思い残すことはない」と語っていた入川が、意外な望みを告白した。

 「1つだけ心残りを言うならもう1回結婚したかった」。余命宣告を受けているとは思えないいたずらっぽい笑顔で結婚願望を口にした。

 6年半前に25年連れ添った女優のホーン・ユキと離婚しており、結婚には懲りているかと思いきや老いてなお盛ん。それどころか実はバツ3であることを告白した。20代前半で1度結婚し、すぐ破局。その後2人目の妻との間には2人の娘がいたがやはり離婚した。79年にホーン・ユキと結婚し3人の息子をもうけたが、04年に離婚した。

 色気は今も持ち続けているようで「恋はいつもしています」とニンマリ。好みのタイプとして「画面の中だけですがAKB48なんていいですねぇ。あと、浅田真央さんはスケート見ずに顔ばっかり見てます」と孫ほどの年齢の女性たちを挙げ、周囲をあ然とさせた。

 また、この日は新たな映画の企画が急ピッチで進んでいることも明かした。当初は、昨年12月の舞台の千秋楽で仕事から身を引いたつもりだった。しかし、がんを公表したことでさまざまな関係者から連絡が入り、企画が具体化したという。「急に悪くなるってこともないので、4月いっぱいくらいで撮影できれば」と意欲的。関係者は「遺作の撮影に入る」と厳しい表情で話した。

 入川は昨年7月に手術を受けた際の検査で直腸にがんが見つかった。切除したが全身に転移し、進行した状態だった。そのため、延命治療を受けずに最後のときを過ごすことを決意していた。

(2011年3月9日)

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