日本相撲協会の諮問機関である運営審議会が8日、東京・両国国技館で会合を開いた。安西邦夫会長(77)=東京ガス特別顧問=が、夏場所(通例=5月・両国国技館)開催を要望。同会長は「継続性は必要」との私見を述べ、「できれば5月場所は実施の方向で検討いただければと考えている」と、協会に対して開催を求めた。
また、安西会長は八百長問題の調査に角界OBを起用する案を提示した。「素人には分かりにくいことが、プロの方が見れば分かるでしょう。外部の中立的な方がいれば。5人でも7人でも」と話した。放駒理事長(元大関魁傑)は「再発防止委員会が立ち上がるので、その中でどういう審議がされるかということ」と話すにとどまった。
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