現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. アジア
  5. 記事

中国、東シナ海ガス田は「生産段階」 企業幹部が認める(2/2ページ)

2011年3月9日3時1分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:ガス田「白樺」に中国船が接岸していた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ沖、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影拡大ガス田「白樺」に中国船が接岸していた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ沖、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影

写真:ガス田「白樺」の施設内に船からコンテナがつり上げられていた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影拡大ガス田「白樺」の施設内に船からコンテナがつり上げられていた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影

図:  拡大  

 中国政府は「中国は春暁ガス田に完全な主権と管轄権がある。中国の活動は完全に合法的なものだ」(姜瑜外務省副報道局長)と主張。機材持ち込みは「修理のため」などと日本側に伝え、掘削の事実を認めなかったが、白樺周辺海面の変色などもあり、日本側には中国が掘削を開始しているとの見方が出ていた。

 一方、宋氏は中国がベトナムやフィリピンなどと領有権問題を抱える南シナ海での油田開発を巡っても、CNOOCが中国政府に過去3年間、「積極的なガス田開発」を進める提議を行ってきたことを明らかにした。中国政府はこれを認めていないが、「我々には技術も資金も不足はない」とし、開発推進の意向を強調した。

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

持続可能な医療システムを作るにはどうすればいいのか。海外の取り組みからヒントを探る。

日本の中東研究者に中東の動きを鋭く分析してもらいます。東京外語大の飯塚正人教授とアジア経済研究所の福田安志氏の定期コラムも連載中。

中東に駐在し、日々、中東の動きに接する川上編集委員が、めまぐるしく移り変わる中東情勢の複雑な背景を解きほぐし、今後の展望を踏まえつつ解説します。エジプトからの緊急報告も。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集