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私がfacebookApps JAPANを始めた理由

by admin on 3月 7, 2011


このfacebookApps JAPAN、誰が運営しているのかは、
特に隠すでもなく、報告するでもなくでした。

記事を書き始めたのが2011年1月15日。
公開したのが1月26日。

始めて1ヶ月ちょっと経ったので、この辺りで報告も含め、
この”オンラインメディア”がどこに向かっているのか、
以下の3点について、熱い気持ちを皆様にぶつけてみます。
・誰が何故、facebookApps JAPANを始めたのか
・アクセスに関する数字報告とそのための具体的な行動
・これからどうするか

自己紹介させてください



デザイン、構築、カスタマイズ、投稿など、運営はひとりで行っています。私、渡久地択(とぐち たく)は、1984年4月29日生まれ。次の4月で27歳です。現在、ソーシャルウェーブ株式会社の代表取締役CEOです。この会社はiPhoneアプリ,Androidアプリ開発を行っており、最近、Facebookもサービスに加えました。

さて、愛知県立西春高校を卒業後、私は大学1年で中退。それは会社を設立してビジネスを始めるためでした。当時はブツも技術もないので、営業代行の会社をしていた訳ですが、学生が起業して当たる程世間は甘くなく、一時は公園生活しました(2週間程ですが。でも2月だったので寒かった!)。

そこからお客様のアドバイスを聞き、勉強させていただき、ウェブ系、システム系、アプリ開発へと変遷していった次第です。
 
 
して、なぜ今facebookAppsJAPANを始めたか。

アプリ開発の現場で「電子書籍」というものが流行りました。今でも流行っています。しかし電子書籍、これを現場で突き詰めていくと、「しおりの機能が欲しい」「動画を入れたい」「動きをつけたい」ということになっていき、大雑把に言ってしまえば、それはどんどん”ウェブ”に近付いていくのです。

電子書籍という事業にはとても興味がありますが、このままでは音楽ほど簡単に普及はしないでしょう。音楽の場合、海賊版に困っていたという背景があり、そもそも「音楽=CDに焼き付けたデータ」であるという親和性があり、iTunesという解決策が出たために事業者が乗らざるを得なかった。だから一気に普及しました。しかし、本は紙に印刷されたモノとして消費されている現状から、少し時間がかかると思うのです。

そこで、紙媒体やアプリの側から電子書籍へ行くのではなく、既にデータ化されて、普及している”ウェブ”の側から電子書籍に乗り出そう。という考えから、ウェブメディアの運営を始めました。電子書籍への気運が高まっている背景と、facebookへの気運が高まっている背景があったため、そして、”facebookapps.jp”というドメインが取れたため、facebookApps JAPANとなった訳です。

そんな理由で、映画「ソーシャル・ネットワーク」の公開日、映画を見てからfacebookApps JAPANを始めました。

運営のこと、具体的に


当初、始めの一ヶ月で5000PV目指す!という目標を立てました。
結果、1ヶ月でその3倍以上を達成したので、上々です。

具体的にしたことは、既にサイトとしてのテーマは”facebook”と細分化されているので、あまりテーマなどは考えず、実際にfacebookApps JAPANを運営しながら、その際に困ったことや便利だったこと、Tipsなどを記事にしていく、という、なんだかタコがタコの足を食べて成長するようなプロセスでした。

ープン1日目は0PV。2日目は6PV。3日目にRSS.Graffitiの使い方という記事が当たったところでやっと36PV。あとはしばらくアクセスは伸びるのですが、目立った変化はありませんでした。

半月経ったあたりで、facebookのFBML廃止にともない、facebookがFBMLを3月11日で廃止という速報と、iframeでオリジナルタブを追加するfacebookアプリ Static iframeという解決策を記事にしたことが2次成長のきっかけとなりました。

もう1つのポイントは、Facebookページをいいね!してくれた方が80人を超えたあたりでしょうか。ここからいいね!が増え出したように感じています。いいね!してくれる方々には本当に感謝しています。

もちろんその中でかなりの試行錯誤はしました。デザインのマイナーチェンジ回数は計り知れませんし、記事の種類もいろいろと試し、撤廃し、の繰り返しです。そんな風にfacebookApps JAPANと過ごした毎日でした。

これからどうするか


ウェブの側から電子書籍へ、とはいえ、このfacebookApps JAPANは、facebookと命運を共にしています。facebookが一過性のものでは、すべて失うことにもなり得ないので、facebookが社会インフラになっていく、ということも信じて、このテーマを選択しました。最後は、マークザッカーバーグと同い年だし、いいよね!という感じで決めました。

れからの時代、雑多な情報コンテンツを販売するということは難しくなると思います。だからコンテンツフリー、という方針でいます。それってフリーペーパー?と言われそうですが、フリーペーパーは「広告をコンテンツに見せている雑多な情報コンテンツ」ですから、違います。広告無し、コンテンツフリー、それで読者に有益な情報を提供できている状況が一番望ましいと思うのです。マネタイズは別のところでできるはずです。

それをシステム化できるかは要検討ですが、つまるところ、この体制でウェブ電子書籍を運営していくということは、現存出版社よりよほど高利益体制ではないかと思うのです。

とは言いつつも、コンテンツフリー、広告無しで成り立つなんて甘いかもしれない。とも考えています。しかし、それを目指して具体的に行動しなければ絶対に実現はしない。だからやる。

着地点はどうあれ、読者の皆様に見ていただいて、「ありがとう」とか「チェック」「いいね!」「こんなのもあるよ」など言っていただけることは嬉しいし、必ず良い結果になるはず。その着地点を、まずこうして思いを伝えて、みなさんとつくっていけたらと考えています。

私の中では壮大な実験でもあるこのオンラインメディアは、そういう気持ちで運営しています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。


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