総務省は29日付の官報で、2009年分の政党交付金使途報告書を公表した。それによると、基金を取り崩した分を含む各政党本部・支部の支出総額は、前年比49.9%増の387億9300万円。民主、自民両党とも衆院選に資金をつぎ込んだため、遊説や宣伝などの政治活動費は前年の約2倍に膨らんだ。
国は毎年、政党助成法に基づき申請のあった各政党に交付金を支給している。09年は計8党に総額319億4200万円が支給された。受給額は自民党が139億8000万円でトップ。次いで民主党136億6100万円、公明党26億1900万円―などの順。共産党は政党交付金を受け取っていない。
支出の内訳では、人件費などの経常経費を除いた政治活動費の占める割合が58.0%と、大きな選挙がなかった前年の40.7%から増加。政権獲得を目指して衆院選に臨んだ民主党は、宣伝費などがかさんで前年比58億円増の100億3300万円を支出。自民党は8党で最も多い前年比54億円増の106億3600万円を使った。
[時事通信社]