一般質問
ブログの更新が滞ってしまいましたが、先週、一般質問がありました。
私が質問した内容は
① かたくりの湯について
長年働いていた方から、従業員が金品に手をつけているという情報を得たため。
② 第一中学校建替え工事について
建築工事を受注した菊池建設が建設業退職金共済にお金を納めておらず、現場で働いている人達の退職金の積み立てが出来ないという情報を得たため。
③ 小中一貫校について
市内全域から生徒が集まると言って開校した小中一貫校。本当に市内全域から生徒が集まっているのか疑問をもったため
以下、質問の原稿です。
温泉施設 かたくりの湯について
村山温泉かたくりの湯で長年働いていた方から、管理が非常にずさんで、不正が行われているという指摘をいただきました。まさかと思ったのですが、その内容は具体的かつ実名まで挙げており、非常に生々しく詳細なものでした。そこで、先日、かたくりの湯に行ってみたのですが、私が見る限り、その疑惑を深めるものでした。私が見たところ、券売機前などの現金のやり取りが行われるところや、フロントやレストラン、倉庫の前などに監視カメラがみあたりませんでした。そこで、一点目の質問として、
①施設内の監視カメラの台数と設置場所はどうなっているのかうかがいたいと思います。
次に、レストランから食材を持ち帰ったり、倉庫から入浴剤を持ち帰ったりする行為を勤務中に頻繁に目撃したと伺いました。以前、レストランでのそばやうどんの売り上げ数と仕入れを数を比較したところ、仕入れの方がはるかに多いという謎がありました。加えて、事業報告書によると原価率が一般的な飲食店では考えられない程異常に高いという事実があります。このことは帳簿が合わない事と原価率が異常に高い事の原因として充分考えられる事であると思っています。そこで2点目として、
②売り上げや資材の管理体制と市のチェックはどのようになっているのか聞きたいと思います。以前の答弁でも徹底した管理は難しいと聞いてますが再度答弁をお願いします。
3点目として、指定管理者のシンコースポーツの当初の事業計画では平成22年度の利益は約5000万円で、半分の約2500万円が分配金として市に入って来る事になっていました。今年は多少黒字が出そうだと聞き及んでいるが、私には議会で追求されたから、多少の利益を出して事をすまそうとしているようにしか思えません。開業以来、分配金を出したのは来場者数が29万人を数えた開業2年目だけです。それもスズメの涙程度でした。その当時にくらべ大幅に来場者数が減少している今になって何故?という気持ちです。そこで、
③今年度の来場者数と利益はどうなっているのか。また、指定管理者の当初の事業計画との比較はどうなっているのかうかがいたく思います。
第一中学校建替え工事について
建設業で働いている方たちは、建設業界の中で会社を移動したり、中小の企業が多いこと、一つの現場が終わったら次の現場といった不安定さを持っています。そのため、建設業で働く方たちの福祉の増進と雇用の安定のために、中小企業退職金共済法にもとづき建設業退職金共済制度、建退共というものを国が作っています。分かりやすく言うと、建設業界の方たちの退職金制度です。この制度に加入している法人数は平成21年度で18万6963社、加入している人の人数は282万8198名と大変多くの方が加入しています。
この制度の仕組みは、加入している人が働いた日数分に合わせて1枚310円の証紙を雇用主からもらい手帳に貼り付けるようになっています。この証紙は、元請が受注金額から一定の計算式で、おおよその必要な証紙数を算定し、その証紙分の金額を共済機構に納める。そして、証紙を受け取る事になっています。
この制度は、建設業で働く人々の生活の安定をまもるための本当に大切な制度です。ですので、仕事を受注したら市に共済機構にお金を納めたことを証明する収納書を提出する事になっています。
1点目として、第一中学校建て替え工事を受注した菊池・関建設共同企業体は共済機構にお金を払っていますか?届出書はどのようになっているでしょうか?
2点目として、今、第一中学校建て替え工事の現場で働いている方たちにきちんとこの証紙が渡っているのでしょうか?
3点目として、元請の法令遵守についてうかがいます。先日、元請の菊池建設が施工した社会福祉法人福陽会の高齢者マンション サンシャインビラのお隣の漢方薬局さんから相談を受けましたので現地に行ってきました。拝島駅からすぐの場所です。お話では、非常にいい加減な工事が行われた結果、そのお宅の地盤がずれてしまい、塀にひびが入るだけでなく、塀と地面の間には地割れのような隙間まで出来てしまいました。また、コンクリートの地面にも多くのひびが入ってしまっていました。地震でも起きた時には事故になるのではと大変不安がられていました。菊池建設には誠意をもった対応をしてもらえず、現在は双方の弁護士をたてて話し合いをしているという事でした。
他にも、年末に菊池建設を退社されたという方から、社長に意見を言ったら突然クビになり、おまけに離職票を送って来ないので失業保険の手続きも再就職活動も出来ず、兵糧攻めにあって生活が苦しいという切実なメールが届きました。その方は労働基準局に相談しているというメールが届いたあと、私からは返事を送れなくなってしまいました。インターネットのプロバイダーに利用料を払えなくなってしまわれたのではないだろうかと心配しています。
このような相談や悲鳴が続々と寄せられています。元請の法令遵守という点では大丈夫でしょうか?また、サンシャインビラのお隣の漢方薬局さんのお話では、まだ、開業したばかりなのに、昨年の大雨の時には4階建てのこのマンションのなんと1Fが滝のように雨漏りをしていたそうです。第一中学校がどうなるのか大変不安です。市の見解を聞かせてください。
小中一貫校の児童・生徒について
小中一貫校村山学園がスタートして1年経ちました。小中一貫校は、小中連携教育の拠点校として、市内全域から生徒達が集まるとの事でした。市の東の端にある学校に、瑞穂町と隣接している地域から通学する生徒が果たしているのだろうか?と私は懐疑的にとらえていましたが、果たして現実はどうだったのでしょうか。そこで第1点目として
①学区外から通学している児童・生徒の町名ごとの人数を教えていただきたく思います。
また、2点目として
②学区外から通学している児童・生徒の通学方法はどうなっているのでしょうか。
学区外と言っても歩いて通える範囲の生徒ばかりなのか?それとも自転車での通学や自動車での送り迎えの児童生徒がたくさんいるのか。現状について聞きたいと思います。1年間の小中一貫教育を通して、地域でも一定の評価を得たことと思います。そこで、
③来年度の学区外からの通学予定者数はどのようになっているのかうかがいたいと思います。
市との質疑の内容は後ほど報告します。
これから、東京都へ情報公開していた文書の受け取りに行ってきます。内容は、菊池建設が建退共へのお金をきちんと納付しているかどうかです。
昨日、一部開示を受けてきたのですが、4件中2件は納付していませんでした。2件は納付していましたが、必要な証紙数と比較するとびっくりするほど少なかったです。この件も含めて後ほど報告します。
|