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受験英語から使える英語へ:話す編

受験英語しかやってこなかった日本人が一番難しいと思うのは
話す事ではないでしょうか。
私もそうでした。
リスニングと同じで話すためにも反復練習が必要です。
ここではスピーキングの勉強法について書きます。




■定期的に話す機会を作る


スピーキングに関しては一人で勉強するのはけっこう大変です。
一人で勉強していても進歩が分かりにくいです。

私の場合は大学でESSという英会話サークルに入りました。
日本人同士でしたが、
定期的に話す機会を持って自分の実力の進捗を見るのはとても効果的です。
一緒に勉強する仲間ができるのもモチベーション維持にいいと思います。


大学生の場合は、おそらくどこの大学にも
こういった英語系のサークルがあると思います。
社会人の場合も
ある程度の規模の都市であれば
英語の勉強会があります。
ミクシーのコミュやMeetup.com 等で探せます。

もちろんお金を払って英会話学校に行くのもいいでしょう。

話す機会を作るという事に関して言えば
一番簡単な方法は
今はオンライン英会話ですね。
私はレアジョブ を使っています。
1ヶ月毎日話しても5000円くらいと激安です。
オンライン英会話は、
どちらかというと上級者向けかなと思っています。
なぜかというと
先生が日本語を話せないので
説明が全部英語になるからです。
また、ある程度フリートークができるぐらいの
英語力で話した方が楽しいです。



■基本は自習


上記にも書きましたが、
こうした英語を話す機会はあくまで自分の実力をチェックしたり
勉強する習慣をつくるための「試験」のようなものと考えた方がいいです。
受験英語から移行するためには
やはり自分である程度地道に練習していく事が大切です。
始めは自習多めで、
徐々に実際に話す割合を増やしていきましょう。


「話す」ための自習としては
まず「英会話ぜったい音読 」を使いました。
これは日本の中学生の教科書レベルの英語をひたすら音読する、
というものです。
(実際に英語の教科書で使われている文章を
ピックアップして載せているようです)
中学生の英語なので
単語も簡単だし、添付のCDのスピードもゆっくりめです。
初学者にとてもおすすめです。
CDのスピードについていけるようになる過程が楽しかったです。


その後は
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 」を使いました。
これは日本語の短い文章を英語に直して話す、という練習ができる本です。
左のページに日本語、右のページに対訳の英語が載っています。
だいたい「私の姉は僕より背が高い」みたいな簡単な文章なのですが
これがやってみると意外と難しい。
でも繰り返して行くうちに
どんどん英語を組み立てる回路が頭にできていく感じがしました。
基本的な構文はほとんど網羅されています。



■発音は意外と大切

NYに行って、発音は大切だと実感しました。
たくさん話さなくても
発音がいいと「英語が話せる人」と思われるようになります。
逆に、実際話せてもカタカナ英語だと
「あまり話せない人」という印象になります。
多分、前者は「英語はできるけど口数が少ない人」と思われるためでしょう。


発音の強化としては
フォニックス“発音”トレーニングBook を使いました。
ひとつひとつの音を丁寧に解説してくれています。
発音系の本はどれもそこまで違いが無いと思います。
何か一冊買って
CDを聞きながら発音の練習をしましょう。


あとは好きな英語の歌を歌えるようにする、とかもいいです。
日本語は基本、「子音+母音」という音の構成ですが
英語の場合「子音+子音」の場合もあり
日本語発音のまま余計な母音を入れて歌うと
うまく歌えなくなります。
歌の練習は、英語の発音に慣れるのにいいと思います。




会話の実践編に関してはNY留学編で書く予定です。




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