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2011年3月7日(月) 19:27 |
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ガソリン、再び6円の値上げ
岡山県内の多くのガソリンスタンドでは、先週1日の値上げに続いて7日、再び6円の値上げを行いました。 今月に入ってからの値上げ幅は10円程度となり、短期間の大幅値上げです。
岡山市北区のセルフのガソリンスタンドでは、中東情勢の混乱の影響などから原油価格が高騰しているため先週1日、レギュラーで4円の値上げを行い、7日再び、6円の値上げに踏み切りました。 今月に入ってから早くも2回目の値上げで、あわせておよそ10円の大幅アップに利用者からは、先行きへの不安の声も聞こえてきます。 ガソリンの店頭価格は、去年の秋ごろからじわじわと上がり続け、今月レギュラーで140円台に突入しました。 レギュラーの140円台は、2年5ヶ月ぶりの高い水準です。 今後も値上げが続けば、店にも影響が出てくるとガソリンスタンドのマネージャーは話します。 また、原油価格の高騰により、農業用ハウスの加温などに使用する重油の価格も上がっています。 岡山市南区でナスのハウス栽培を行う梶原さんです。 梶原さんによりますと、1リットルあたりの重油の価格は、去年の11月と比べて20円ほど値上がりしているということです。 このため、月の燃料代が10万円から15万円程度余分にかかっているということで、非常に厳しいと梶原さんは表情を曇らせます。 ガソリンの価格はどこまで上がるのか―。 当面の間は、消費者や農業関係者らにとって頭の痛い状況が続きそうです。
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