県警によると、同容疑者宅の捜索で、パソコンや携帯電話、雑誌など約50点を押収。そのうち、少女の裸などを描いたポルノ漫画が多数あった。
山口容疑者はこれまでの調べに「女の子が騒ごうとしたので、首を絞めたら死んでしまった」などと供述しており、県警は、同容疑者が当初から少女へのわいせつ行為が目的だった可能性が高いとみて慎重に調べている。
また、県警によると、同容疑者は遺棄した理由を「自分がやったことがばれたら重い罪になると思い、怖かった」と説明。遺棄現場の坪井川水路については「小学生のころ、友達と遊んだ場所でよく知っていた」と供述している。
周辺店舗の防犯カメラの映像などでは、山口容疑者はスーパーから遺棄現場まで最短経路を取っておらず、県警は、同容疑者が遺棄現場を探すうち、発見されにくい水路を思い付いたとみて詳しい足取りの裏付けを急ぐ。
水路はコンクリートのトンネルのような造りで、入り口には鉄柵(格子の間隔約25センチ)があった。遺体は鉄柵から約10メートル奥の場所で見つかった。山口容疑者は「柵の間を通り抜けて入った」と説明しているという。
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