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2011-03-06 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ

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 先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊本の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。

 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」

 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。

 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろうか?

 西日本新聞の記事によると、

 心ちゃんは家族とスーパーを訪れて、レジで買い物の精算をしていた両親に「トイレに行く」と告げ、そこを離れた。幼児の成長は速く、3歳といえば基本的な生活習慣や社会性が身に付く時期とされる。トイレに1人で行ったのも自立的な行動だったのかもしれない。

 そうした積極的な行いが、結果として犯罪被害につながったとすれば、返す返すも残念と言うほかない。

 それにしても、殺害場所が、多くの人が常時出入りするスーパーのトイレだったというのが驚きである。トイレはテナント店舗間の通路の奥にあり、店内からはよく見えないところである。そうした「死角」が突かれたということか。

 現場はスーパーの「多目的トイレ」だったとのこと。

 「ジャスコ」や「ゆめタウン」などの大型ショッピングモールは、少子化という言葉を忘れてしまうほど、いつもたくさんの家族連れで賑わっている。

 あらためて考えてみると、ああいうショッピングモールのトイレは、たしかにフロアの端のほうにあって、「死角」になっている。

 そして、「多目的トイレ」であれば、小さな女の子と大人の男が一緒に入っても、「お父さんと娘なんだろう」とみんな思うに違いない。

 そこであえて、「あなたは本当にこの女の子のお父さんですか?」なんて誰何する人は、まずいないだろう。

 もちろん、こういう事件が起こったからといって、トイレをガラス張りにするわけにもいかない。

 幼稚園に通っていて、ようやく自分でトイレに行けるようになった子どもが、「ひとりでトイレに行ってくる」と告げてきた場合、親としては、どうすれば良いのだろうか?

 公の場だし、「遠くから見守る」くらいのことはしておくべきなのか?

 じゃあ、何歳まで、そうしてあげるべき?

 見張られることによって、子どもの自立に悪い影響はないのか?

 

 そもそも、子育てをしていると、「一瞬の隙」みたいなものは、どんなに注意していても、できるものではないだろうか。

 子どもも「人間」なのだから、予想外の行動をとることは、けっして少なくない。

 どんなに日頃用心している人でも、こんなことまで想定するのは難しいし、つねにそんなことを考えていては、子どもに何もひとりでさせられなくなってしまう。

 この事件の場合、責められるのは100%加害者の20歳の男だと僕は思っている。

 こんな形で子どもを失って、その上、「お前が親として油断しているからだ」と責められるなんて、どんなに酷い社会なんだここは。

 この両親を責める人たちは、そんなに完璧な親だったのか?


 この日、病院の会議で、「救急での研修医たちの仕事の漏れが多い(適切な科に紹介してこないとか、そういう話)」というのが問題になっていたのだが、そのなかで、「研修医をキツイ目に遭わせるのが『教育』なのだ」と勘違いしている「偉い人」が少なからずいることに愕然としてしまった。

 「自分が研修医の頃は、もっと大変だった」

 僕はこういうのって、本当に不思議でしょうがないんだけど、自分がつらかったのなら、どうして次の世代の連中を同じ目にあわせようとするのだろうか。ラクに楽しく、とはいかない業界なのは百も承知ではあるけれども、負担を減らせるようにサポートする体制もつくろうとせずに「そのくらいキツイのが当然。ミスをするな」では、あまりに不合理だと思う。

 そもそも、この人たちが毎日のように当直をして救急外来をやっていた時代には、いまほど緊急でできる検査の種類はなかったし、「夜中に診てくれてありがとう」という患者さんが大部分で、ちょっとした言葉のやりとりで「訴えてやる!」みたいなプレッシャーをかけられることはほとんど無かったのだ。

 医者なんて仕事をやっていると、ごく一部の「スーパーマン医者」以外は、キャリアのなかでひとつやふたつ、「あのとき、一歩間違っていたら、自分のミスで患者さんを死なせていたかもしれない」という経験はあるはず。

 そこで、なんとか踏みとどまれたのは自分の実力というよりは、「運」とか「周囲のサポート」のおかげだったと思う。

 たぶん、大部分の人は、そうなのだ。

 にもかかわらず、少なくない数の人が、「自分はこんなに苦労して、ちゃんとやってきた」と他人にプレッシャーをかけようとするのだ。

 自分が以前、「その場」にいたときに、どんな気持ちだったかを、すっかり忘れてしまって。


 そういうのって、あなたの「運の良さ」を「正しさ」にすり替えているんじゃない?

 どうして、他人の不幸を、自分の「正しさ」をアピールする道具にしようとするのだろうか。

 

 正直、こういう事件を「予防」するためにはどうしたらいいのか、僕にはわからない。

 トイレをガラス張りにするわけにはいかないだろうし、多目的トイレに入るために、身元確認が必要にするわけにもいかないだろう。

 僕はこの事件にショッピングモールの責任があるとも思わないのだけれども、まだ、ショッピングモールのトイレにもなんらかの工夫の余地はあるはずだし、この苦すぎる事件を少しでも今後に活かさなければと考えている。

 少なくとも、この3歳の女の子の御両親を責めることからは、何も生まれない、いや、生まれるはずがない。


 最後になって申し訳ありませんが、女の子の御冥福を謹んでお祈りいたします。

 少しタイミングが違っていたら、犠牲になったのは、僕の子どもだったかもしれない。

 そう思うと、悔しくて、悲しくて、うまく言葉にできず、月並みなことしか言えなくて、申し訳ありません。

mazda_yokohamamazda_yokohama 2011/03/06 14:25 同じこと感じてました。この場合、親が責められたら辛すぎるし、その必要はないと思う。

PEPE 2011/03/06 14:50 社会を変える力やその気がない以上、庶民は与えられた社会の中で生きていくしかない。
だからみんな犯人が悪いというのがわかっていて、その上でどうしようもない事に対して刃向かうことをやめているんだと思います。

それを根本から覆すなら、なんらかの方法で社会を変えないといけませんね。

なおとんなおとん 2011/03/06 15:52 個人的に,自分には読解力がないなぁ(笑)とつくづく思っったのでコメントします.

冒頭の部分の「飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊本の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。」について.

僕はこの文を初めて読んだ時, 次のように解釈してしまいました.
「60歳くらいの運転手1人と熊本の3歳の女の子1人合計2人が, ある20歳の大学生の手によって命を奪われた事件について, タクシーの中で(仲間と)話した」
と解釈してしまいました(笑).

筆者の句読点の打ち方は正しいと思います.
でも僕みたいなバカにも一意に伝えるためには
「熊本の3歳の女の子が20歳の大学生の命を奪われた事件について,
飲み会の帰りのタクシーの中で,そのタクシーの60歳くらい運転手と話した.」
なんかまどろっこしい文章になってしまいました(笑).

問題は, 句読点の前後で似たような情報(年齢情報)が続けて出現することにより,
その句読点が, 意味の切れ目の役割よりも, 類似情報の並列表現の役割
を果たしてしまっていると, 僕が読み取ってしまったことにあります(反省).

厚かましい発言をお許しください.

manekichimanekichi 2011/03/06 17:22 エントリ拝読しました。

この事件はテレビで知り、加害者の残忍さに憤りを覚えておりました。
保護者に対して、非難の声があるということには、私も困惑します。

24時間、子供から目を離すことはできませんし、そうすべきでもありません。
母親が責められるべきような手落ちはなかったと思います。

とはいえ、自分も気づかぬうちに他人を傷つけていないか、ということは重々気をつけたいなと思わされました。

aa 2011/03/06 18:42 犯罪者をゼロにするのも子を常時監視するのも不可能に近い。
それでも事件に巻き込まれたくないのなら、心拍や呼吸の異常を親に通知するようなシステムを導入するしかないだろう。
親が悪い加害者が悪いなんて議論は、他人の不幸を話のネタにしているだけ。何の助けにもならない。

pp 2011/03/06 19:09 本文から結論にかけては同意しています。同意どころか、いいこと言ってくださいました!と感謝したいくらいです。

ただ、やはりこの痛ましい事件においてタクシー運転手さんと同じく、母親の監視については責められるのは仕方がないことだと思っています。
被害者の母親が責められるべきだとは思ってはいないのですが、親が子供の監視を怠ってはいけないという戒めとして、被害者の母親を使って語っているのだと思います。

親はつきっきりで24時間監視はできませんが、家の中ならまだしも、この事件は子供を特に監視すべきであった外なのです。
3歳の子を一人で外に出すでしょうか。
保育園・幼稚園の送迎でもまだ親が付き添う年齢ですよね。
この場合トイレができるからではなく、監視なく一人で大丈夫かが判断のポイントだと思うのです。

この場合殺人事件で犯人がいるから責めるべき対象がいるのでいいのですが、事故の場合はどうでしょうか。
事故の場合でもエスカレーターの指切断、落下事故の場合は建造物が悪いと責めることができても、責めるべき対象のない出来事は起こっていると思います。
運が良く避けられたということだけではなく、不幸な事件・事故を少しでもを減らすために、親が監視すべきことを忘れてはいけないという教訓として伝えているのではないでしょうか。

とりとめのない文章で申し訳ありません。
犯人が悪いで終わりにしてしまっていいのだろうかと思いコメントさせていただきました。

あーさんあーさん 2011/03/06 19:15 そんなもん犯罪者が100%悪いに決まっているでしょう。
議論の余地も無い。
親が悪いとか言う無責任な傍観者は、せいぜい気をつけなよ。
次はあんたらの番になるかもしれないんだからね。
その時に責められるのも、あんたらの理屈通りあんたらになるのさ。
結局人は、傍観者である以上無責任な発言を平気でする生き物だということ。
ゾッとするね。

母親は無過失、運転手は無罪母親は無過失、運転手は無罪 2011/03/06 20:46 人間は同じ事を何度も何度も、耳にしたり、目にしたりすると、細かい事柄までもが詳しく分かった様な気になってしまう事が多い、とはよく知られた事実です。
タクシー運転手などはラジオから、オバサン連中などはワイドショーから、事件の事を繰り返し、繰り返し、頭に叩きこまれ、無意識の内に短絡的な価値観に基づく単純な構図が形成されてしまったのです。
その一つの例が上の「犯人も悪いけど、親が目を離した『のも』悪い」ですね。
誰が考えても犯人の大学生が悪過ぎる程、悪いに決まっているのです。
トイレの辺りでターゲットを物色していた様子も見られたという報道も有り、場所からも、年齢的にも猥褻目的だというのは明らかだと言えましょう。
でも、この運転手は「親も悪い」と言ってしまいました。
一昔前までは「そうだね」と共感する人も居たでしょうが、近頃は特にネットでは「やっちゃったな!」と逆に非難されるパターンでは有ります。
しかし、親に罪が無いというのとは全く違う意味にはなりますが、この運転手にも実は罪は無いのです。
野次馬的な報道を営業中に延々と聞かされ、好きな話題がそっちのけにされ、事件の事を沢山、聞かされる。これでは野次馬的に「洗脳」され、ついでに「うんざり」という気持ちも加わって、短絡的思考にはまってしまい、ついつい乗客に愚痴ってしまった。
想像にしか過ぎないので、これ以上の事は書きませんが、大概、この運転手の様なタイプの人達の、よく見られる行動パターンからすると、「こんなもの」なのです。
ただ、この運転手は、罪は無いとは言え、今時の世の中では、こういう事をふと言ったりすると、こういう形で非難の嵐を受ける事は知っておく必要が有るでしょうね。

sakuraisakurai 2011/03/06 21:14 百歩譲って「親が子供の監視を怠ってはいけない」のだとしても、その一般論を語るためにわざわざ悲しみのどん底にいる被害児童の母親を引き合いに出す必要があるとは思えないです。
そういう発言をする人の存在が、どれだけ世のお母さんたちにプレッシャーを与えているか、考えてみましょうよ。

ゆうこゆうこ 2011/03/06 21:15 3人の子持ちです。
うちの場合、長女が3-4歳の時は親にべったりの人見知りする子でした。ですから私が緊張感を持って見ていなくても大丈夫でした。
長男は人見知りはしませんが1人でどこかに走っていくタイプの子ではありませんでした。
末っ子である次男は、ディズニーランドでも目を離した隙に勝手にトイレに行っていたり、空港でもそのようなことが何回もありました。
自立心が高く1人でどんどん行動しがちな子だと、2−3秒でも目を離した隙にどこかに行ってしまいます。
状況もまだ詳しくわかりませんが・・・。
きっとこの子は何度もこのスーパーのトイレに1人で行ったことがあったのではないでしょうか。そして、のんびりした田舎町で親もいつものスーパーで安心しているのは同然です。
親御さんを責めてるのはお気の毒すぎます。

jzjz 2011/03/06 21:15 > どうして、他人の不幸を、自分の「正しさ」をアピールする道具にしようとするのだろうか。

お前もだよ。

見ず知らずのタクシーの運転手さんにえらそうに言われてむかついただけなんじゃないの? 友達との話なら、そんな風に怒らずにいろいろかんがえたんじゃないの?w

tomo10731tomo10731 2011/03/06 21:16 この事件でご両親が人から責められる事はない

tomo10731tomo10731 2011/03/06 21:32 すいません。文章の途中で操作を誤りUP してしまいました。私はご両親は誰からも責められる様な事は無いと思いますが、私は自分が後から後悔しない様にと思って子供を見てきました。自分では少し過保護かなと思った事も有りますが、アメリカでは子供を一人にすると親が罰せられる州も有るそうです。悲しい事ですが自分達の子供の頃とは時代が違うのです。

通りすがり通りすがり 2011/03/06 22:20 知人のリツイートからエントリ拝見させて頂きました。
大事なのは誰がどう責任を取るかではなく、同じ事を繰り返さないようにどうすべきかを議論するべきだと思いました。
犯罪防止の観点からトイレ利用者が自然に認識できる位置に防犯カメラを設置するとかですかね。
親が目を離してはいけないとはいえ完璧には無理ですから、技術でそれをカバーできるならそうすべきですし、そうなると思います。
近いうちに、アメリカの防犯会社のサービスや商品を真似たものの国内流通が活発化するんじゃないでしょうか(誘拐率まで増えると困りますが)。
消費者が声を大に出来るツールは整ってきているので、お母さん方が声を合わせて、近隣のスーパに不安と思いのたけをぶつけていけば、きっと良くなるんじゃないかと思うのは楽観的過ぎますかね。

shin913shin913 2011/03/06 22:32 事件の場合自分は違う。自分ならこうならない。と思い込みたくて関係者と自分の違いを探すのに必死になる。
自分はこうだから、、被害者はこうだから、、

shin913shin913 2011/03/06 22:32 事件の場合自分は違う。自分ならこうならない。と思い込みたくて関係者と自分の違いを探すのに必死になる。
自分はこうだから、、被害者はこうだから、、

ricarricar 2011/03/06 23:27 >pさん
今後同じような事件が起きないよう考えるべき、ということは非常に分かります。
が、教訓のために母親が責められるのは仕方ない、ということには全く同意できません。
母親を引き合いに出す必要性が全く無いです。

そもそも本文を理解して同意したなら「母親はこうすべきだった」なんて発言は出て来こないはず。
外での監視が云々なんて議論がありますが、百歩譲っても母親の「過失」にはならないです。
しかもタクシーの運ちゃんが「今後の教訓」のために母親の行為を否定しているとは思えないです。(少なくとも本文からは)
他人の不幸を自分の「正しさ」をアピールする道具にしたとしか思えないから、この日記の方は憤慨したのでしょう。
もう少し本文を良く読んでから同意すべき。

事件に対して深い興味があったわけでもないのですが、
本文に同意した上で母親を責める行為はあまりに不合理だと思ったので書かせて頂きました。

nyny 2011/03/06 23:52 >もっと大変だった
なら、今は楽になってるんじゃないの?
少しずつ楽になってるならその内もっと楽になるよ
社会もシステムもすぐには変わらない、少しずつの変化で良しとするしかないさ

高晋高晋 2011/03/07 00:19 タクシーの運転手は決して世間を代表するようなものではなく、ある種特殊な思考をする方々であると思います。
また、“この両親を責める人たち”とはいったいどこに一定数として存在しているのでしょうか?

NuuuNuuu 2011/03/07 00:28 病院のくだりは本当に同意見です。
本当に今回のような事件がまた起こらないようにして欲しいです。女はの子のご冥福を心からお祈り申し上げます。
では、このような事件が二度と起こらない為にはどうすればいいのか?
私は、今回の事件は少しご両親のせいなのでは?と感じています。何歳だから一人でトイレに行かせていいという定まった年齢はないですが、せめて保育園や幼稚園に行っている年齢の子には注意が必要だと思います。やんちゃだからこそ、注意してみてあげなきゃいけないと思うんです。
殺しについては、絶対に犯人が悪い。絶対に許される事じゃないです。ただ、この事件に関わっている人達全員が、事件を防ぐ為に、自分に何が出来たかを考える必要はあると思います。
私が今回の事件の親であったら、殺された自分の子の前で「私は悪くない」とは言えないと思います。

NuuuNuuu 2011/03/07 00:28 病院のくだりは本当に同意見です。
本当に今回のような事件がまた起こらないようにして欲しいです。女はの子のご冥福を心からお祈り申し上げます。
では、このような事件が二度と起こらない為にはどうすればいいのか?
私は、今回の事件は少しご両親のせいなのでは?と感じています。何歳だから一人でトイレに行かせていいという定まった年齢はないですが、せめて保育園や幼稚園に行っている年齢の子には注意が必要だと思います。やんちゃだからこそ、注意してみてあげなきゃいけないと思うんです。
殺しについては、絶対に犯人が悪い。絶対に許される事じゃないです。ただ、この事件に関わっている人達全員が、事件を防ぐ為に、自分に何が出来たかを考える必要はあると思います。
私が今回の事件の親であったら、殺された自分の子の前で「私は悪くない」とは言えないと思います。

たこたこ 2011/03/07 00:43 映画で新兵訓練を描いた「フルメタル・ジャケット」で鬼教官が

「海兵隊委員は許可無く死ぬことを許されない!わかったか、ウジ虫!」

というセリフがあります。つまり、日本は全体主義的な社会で、戦争時代と変わらない精神が社会を支配しているのでしょう。

wnnwnn 2011/03/07 01:40 ご両親は、他の誰よりも後悔して「もしあのとき…」と、何度も何度も考え自分を責めていることだろう。私はご両親には落ち度はないと思います。

ただ、今まで私達が考えていた以上に、公衆トイレは「危険な所」だと認識しなおさなければならないということだけです。
特に多目的トイレは、利用方法や運用方法を考え直す必要があると思います。

yukiyuki 2011/03/07 02:12 私も言うべきではないと思いました。
でも、ふと、こうも思いました。

このようなことを言うのは、まさに「自分の運の良さ」を「正しさ」へと導きたいからではないでしょうか?

たぶん「運が良かっただけ」って頭のどこかでは分かってるのではないでしょうか。
でも認めたくない。だって認めてしまうと凄い恐怖です。
だから、何か過失があったからだって非を押し付けてしまう。

強姦・強盗・いじめなども同じようなことが言われますが、せめて人の手によって起きたことは何か原因があってのことだと思い込みたいんだと思います。

でも、だからといって許されるわけではない。

押し付けるのではなく、そこから本当の対策を考えていくべきです。
恐怖で思考が停止してしまうことは怖い。

私自身もう一度深く考え直して、家族とも話し合ってみたいと思います。

育てられ方育てられ方 2011/03/07 02:29 エントリー拝読しました。概ね同意するのですが、自分の育てられ方を思い出しました。
私の母親(60台半ば)は世の中にこういう事件が起こりうるということを意識している人間で、
学童年齢にいたるまでは母娘二人の時に出先でトイレに行く時は、
どちらが行く時であっても常に一緒の個室に連れて入られていました。
小学生になっても必ずトイレの前くらいまではついてきていましたね。
あとは知っているおじさんでも一人で居る時に声をかけられてもついていってはダメ、
ノースリーブの服を買ってもらって気に入ったのでその服で少し遠くに一人で歩いていったら、
そんな服で歩いてたら見ず知らずの人に可愛く思われるからダメ(なら買うなとは思いましたが…)、
などなど、よく言い聞かせられていました。高校生くらいになっても、
痴漢などに合わない為に心に鍵をかけて出歩きなさい、などと言われていました。
その当時はとても窮屈に思えていた親の言動ですが、長じるにつれ世の事件を見ては、
やり方が完全に正しいとも言えないけれども、間違ってもいないのだと思うようになりました。
子供の頃から自由や自主性を問われる時代なので逆行する価値観ではありますが、
「じゃあどうすればいいの」と言われると自分がそう育てられただけあって「上のようにしては」
と言うことは出来ます。その代わり、本当に世間知らずの箱入り娘に育った気がしますが……。

通りすがり通りすがり 2011/03/07 03:04 子供から目を離すことなんてよくあることで、何か起きても運が悪かっただけだから、親を責めるべきではないということでしょうか?

子供を失ってかわいそうだから、親を責めるべきではないということなのでしょうか?

独り言に留めておくべき独り言に留めておくべき 2011/03/07 08:21
飲んだ帰りのタクシーで運転手の一言が気に喰わないと大上段から偉そうに何を書いているのか?と指摘しておきます。「琥珀色の戯言」のブログタイトルから察するに「ウィスキーでも飲みながら下らない事を書きます」と言う様な趣旨のブログだと思います。
このページもアルコールが入って書いているのでしょう。社会的な事を書くと人目を引けるし、はてなのトップにも載る。自己顕示欲を満たすには丁度いい娯楽ですね。
幼女殺人事件の話もそうですが、勤務先の病院での話も短絡的です。「糞味噌一緒」という言葉をご存知ですか?
親業と医師としての業務には内容だけでなく、人間関係の在り方に大きな違いが有ります。
こんな事にすら気付いていないのですから、誰かへのメッセージというタイトルは止めて、独り言だという感じに留めておくべきです。

また、病院の会議での話に目を向けると、現役の医師ながら現実を見ていない事がよく分かります。未だ多くの大病院では、「心有る医療」などとアピールしながら実は、医師>看護師>……>医療事務員>患者、という階層を心の中で無意識に維持し、患者様(=「患者であるお客様」の省略形)には何かとひどい扱いをしているところは多過ぎる程に多いのです。時には医療過誤すれすれな危険な目にも遭わされます。
患者様がお礼を言わないし、時には「文句を言う」から接するのが負担だとは何事か、と思います。
ブログの他の記事を拝見しても、コミュニケーションが下手な様子が多々見受けられます。
コミュニケーション下手なスタッフだらけの病院。
こんな病院が非常に多いから患者様が嫌な思いをさせられるのです。
モンスター・ペイシェントは医師を含む医療従事者がわざわざ作りだしている事が多い事にすら気がつかない。
学力偏差値教育は十二分に受けていても、人間教育は殆ど受けていない者達は、表面的にしか物を考えない事が多い。
こんな事にすら気付いていないのですから、上層部の考え方を批判する資格は無いですね。大方、上層部の考え方を曲解しているに違いないですしね。

御題を差し上げる形になりましたが、このテーマで日を改めて書いてみて下さい。きっと浅はかな事を書くでしょうから。

maitakemaitake 2011/03/07 10:31 2011/03/07 08:21 の人の発言がなによりここで一番怖いと思いました。決めつけ怖い。

通りすがり通りすがり 2011/03/07 10:42 >2011/03/07 08:21 の人の発言がなによりここで一番怖いと思いました。決めつけ怖い。
同感ですね。
何か気持ち悪い。

私も私も 2011/03/07 10:47 >2011/03/07 08:21 の人の発言がなによりここで一番怖いと思いました。決めつけ怖い。
同感です。
なんで勝手にテーマ決めてるの?と最後には笑ってしまいました。

makimaki 2011/03/07 11:38 しかし、論旨がめちゃくちゃだ。
子供から目を離しても大丈夫なのは、それこそ「運が良かった」話。
前半はそれを社会の「正しさ」にしてるのに、後半で今度は逆のことを言う。
若い頃上手く言ったという話を「運が良かった」話だとするのに、それは「正しさ」では無いというのだ。
正直、矛盾するだけなんだから前半の話はいらないだろ。
なんで「他人の不幸話」を引水にして、自分語りをするんだ?
気持ち悪い。

子供から目を離しても運良くなんとかなる社会を肯定するなら、大変な研修医を経験して運良く医者になるのも肯定してやれよ。

oioi 2011/03/07 11:46 >2011/03/07 08:21 のコメントから異常者臭がぷんぷんする。批判が的を外しすぎ。

kekentakekenta 2011/03/07 12:01 googleトップから来ました。すごく内容に納得。
でもちょっと違う側面で気になることがあって、コメさせてください。

60歳の運ちゃんと話して気まずくなったくだりですが、私も聞き流せないことを結構指摘してしまうタイプです。
筆者さんもそうだと思うのですが、意見が完璧とは思わないまでも、ある根拠や前提があって主張されているわけですよね。(この場合は、親だけが責められるべきではない、と)
このような話の展開のときに、気まずくなったり、Yesで聞くべきだ。という風潮がすごく多く、「話し方の指南書」的な本にも、まず話をあわせて気持ちよく話しをさせてあげる事が、聞き上手だ。というような"正解"が多いことに、戸惑うケースがあります。
みんながみんなYesマンになってしまったら、発言者が口応えされることに不慣れになりすぎてしまうんじゃない?って不安になるし、違う側面をみられずに、建設的な意見交換が出来ないんじゃないかって思ってしまいます。

スーパーの会話例であれば、
例えば「実は、界隈で不審者の情報がいくつかあったらしいですよ。」とか、「あそこは特に離れていて死角なんですよ。」とかの情報があと足しされれば、筆者さんも「なるほど、それなら。」って会話になると思うんですよね。

運ちゃんは、そーんなに真剣な話をしようとしたわけではないんでしょうけど、気になった次第です。


最後に、
私も「泥棒に入られたのは鍵をかけなかったのが悪い」的な論調は、例え話であって、本質は全く間違い。悪いのは犯人に他ならないと思っています。
同様に「目を離した親」が悪いのではなく、悪いのはその犯人に他ならないと思います。
無くなったお子さんが被害者であり、かわいそうでなりません。

むーちゃんむーちゃん 2011/03/07 12:30 被害者いじめだとおもう。
行き慣れた場所で、子供から目を離してしまうことはあると思います。
これ以上、両親を苦しめないでほしい。辛すぎる。

犯人の青年もなぜそんなことしてしまったのか・・・。


いじめられる側にも原因があるなんて言ったりする、日本人特有の、いやらしさというか、陰湿さを感じる。
こういうこと言うのって、60代以上の人が多い気がする、特に田舎の。


他の方のコメントを読んで、驚きました。
大上段から偉そうに書いているとは思いませんでした。

患者にも医者にも「様」をつけるのは、
どちらもへりくだってしまって、気持ち悪い気がします。
「さん」で、いいのに。

1 2011/03/07 12:41 少し思ったので事があるのでコメントさせていただきます。
まず事件の詳細が分からない僕には 社会だとか 正しさとか そういったことは何も決められないです。
知ったとしても自分の中で答えが出るかも分かりません。
またここにコメントを書くほとんどの人がそうだと思います。
子供の親の方が いつも自堕落で子供をほうっていたのかもしれません、全力でいつもがんばっていたかもしれません。それは分かりません。
けどあなたの言った 言葉にした発言は大切なんだと思います。
100%加害者だとおもった気持ち大事にしてほしいと僕は思います。
またそれが違うと 新しく分かったらそれを大切にするべきなんだとも思います。
スパーの経営者も 自分の考えが足りないと感じれば変えていこうとするでしょう、
そのご両親も辛くても悲しくても 生きている限り何か間違っていると感じたら、変えていこうと 変わっていこうとするでしょう。
ここで僕がいろいろ考えたように、読んだ人もいろいろ感じたと思います。怖いとか悲しいとか笑えると大切だとか いろいろ。
だから僕も考えてみようと思います。
運はそこに雑多に落ちているもので、どうにもできないけれど、
どうにかしようとしたいです。
長くなってすいません。
最後に
残されたご両親やその周りの方々の幸福を願っております。
これから生まれてくる子供たちがしっかり生きてほしいです。
それが私の思ったことです。

fantazienfantazien 2011/03/07 13:17 イラクで人質になり、
日本政府と国内からバッシングを受けた、
三人のボランティアの事件を思い起こしていました。
被害者である三人や家族に向けた、
「自己責任」という言葉が増殖したことを、
皆さん、覚えてらっしゃいますか。
反論もできない場所にいる人たちに向かって、
容赦のない非難を浴びせたたくさんのメディアや匿名の人々。
それと同一のにおいが感じられるのは、
偶然でしょうか?
ちょっと考えたらわかることだと思うのです、
どこにいてもなにをしていても命を奪われることが無いということこそが、
あたりまえであるということ。
それを強引に奪うものがいるとすれば、
責めを負うのはその加害者であるということ。

通りすがり通りすがり 2011/03/07 13:19 確かに。。。
このまま行くと、今の10代20代が管理職になった頃、「俺が就職する時はもっと大変だったんだぞ!」って若者をいじめる風潮が出てきそうですね。。

子供のいない者子供のいない者 2011/03/07 13:30 である私には、親を責める資格などないのかもしれません。
しかし「子育ての間に生ずる一瞬の隙」を正当化するのであれば、
「その一瞬の隙の間に、低確率で我が子が死ぬという事実」から
全ての親御さんに目を背けて欲しくないと思っています。
子を喪った悲しみのあまりそこに目を向けることができなかった
親御さんの為に、理不尽な訴訟や規制が数多く行われているのも事実です。

加害者が悪いのは大前提、では事件再発防止のために行われるのは何でしょうか。
トイレへの監視カメラの設置でしょうか。警備員の増員でしょうか。
そもそも事件を起こさせた構造の施設に非が認められ、賠償責任が生じるでしょうか。
そこにかかるコストは誰が支払うのでしょう。

私は以前「子供は一瞬で親の手を振りほどき走り去る危険があり、
幼い子供から一時も目を離さない育児をすることは不可能なのに
なぜ親御さんたちは子育てハーネス(紐)を子供に付けないのですか」
と、ネット上で問いかけてみたことがあります。
「あんな物付けたら犬みたいに思われる」という感情論が多くの答えでした。
低確率でこそあれ、折角授かった我が子を不慮の事故や犯罪で亡くすより
犬みたいに思われてみっともない方が嫌なのかな、と感じました。

私の考えが、幼い子を持つ全ての方々から
「正しさを振りかざす人間の親叩き」と思われているとしたら残念です。

tuyutuyu 2011/03/07 13:49 私も昨日同じようなシュチエーションに遭遇したので思わずコメント。
私は30歳子供2人ですが、昨日、年の離れた友人(60代女性)と車で出かけている時の会話で
やはり、その友人が「目を離した親も悪い」と発言しました。
そこで私は「そんなことない。親は責められるべきでない」と返しました。
するとその友人は
「あなたが現場に遭遇したことないから言えるのよ。
 私は、数十年前だけど駅のトイレで3歳ぐらいの女の子が
 いたずらされているのに遭遇したことがある。
 隣の個室で異様な気配がしたので、
 激しくノックしたら男が走って出て行って、中には小さな女の子がいた。
 その子のパンツをあげてやって、トイレの外で大きな声で母親を探したことがある。
 あの体験以来、自分の子供から目を離すなんて怖くてできない。
 特に女の子はなにがあるかわからないのよ」
と諭されました。
もう、私も子供を一人でトイレに行かせたり、
死角のある公園などで目を離したりできないと思います。
私が思っているより世間は危険なんだと思いました。

Twitter / @YouKiDs_iTwitter / @YouKiDs_i 2011/03/07 14:01 >>子供のいない者さん
あなたの言っていることは異常だと思います。
身に危険が及ぶ可能性があるからと子どもにハーネスをつけ、
その一挙手一投足を親の思い通り束縛することは子育てではありません。
子どもは「もの」ではなく「ひと」です。

さて、前半の親の責任については概ね同意できますが、
医者の話については少し賛同しかねます。
「自分が研修医の頃は、もっと大変だった」
といっている医者が全て後輩いびりでは無いと思います。
そういった先生の中には、その大変さが今に活きている、
そう思って研修医の将来を考えて指導している方もいるのでは無いでしょうか。
どんなに忙しくても、適当に診ることは許されないのが医者。
研修医の内にオーバーワークを経験し、どんな事態にも冷静に対処出来る
精神力を養っておくのは非常に重要なことだと思います。
きっと、「自分が研修医の頃は、もっと大変だった」の裏側には
「このくらいで音を上げていたら有事の際の対応が難しい、
今の内に自分の限界を経験しておきたまえ」という
将来を見据えたアドバイスも含まれているのではないでしょうか。
私も学生時代、運動部でとことんしごかれ、地獄の様なトレーニングをしました。
当時の私の心の中は、先生や先輩たちに対する恨み辛みでいっぱいでしたが(笑)
地方の大会で優勝し、県大会に出場した頃には感謝の気持ちに変わりました。
医者と研修医もこんな関係なんだと、私は信じたいのです。

女児の母女児の母 2011/03/07 14:04 犯人が100%悪いのは当然です。
しかしながら、今回の事件は両親がもう少し気を付けてあげていれば防げたのではないかという悔しさにも似た感情を抱く方は多いのではないでしょうか?

いくら自立心の強いしっかりした子とはいえ3歳です。
親ができる限り危険な状況を避けてあげるべきだと思います。
レジで清算中だったとのことですが、ご両親がそろっていらっしゃったのなら、どちらかお一方がトイレの入り口までついて行ってあげることはできなかったのでしょうか?とても残念です。

トイレなど、密室状態になる所にはこのような危険がひそんでいるとすべての親が認識するべきだと思います。
「自分の子供は自分で守る!」その気構えを持ちつつ行動した上での運または不運だと思います。

たっくすたっくす 2011/03/07 14:09 親を責める気はないが、親が目を離さなければ事件は防げたはず。
そこを指摘するのが親を責めることにはならないと思う。
油断していい場所とそうでない場所があるはず。
犯罪者やその予備軍という悪意が街にはあふれているのだから。

みつみつ 2011/03/07 14:26 私は子供のいない者さんの意見は間違っているとは思いません。

子育てハーネスの是非はともかく子供のいない者さんの意見の本質は

>「その一瞬の隙の間に、低確率で我が子が死ぬという事実」から
全ての親御さんに目を背けて欲しくないと思っています。


この部分です。
私もここについて賛同します。わずかでも危険があることから目を背けないでほしいです。犯人が悪いのは当然です。でも、犯人を責めても何も変わりません。犯罪者はゼロにはなりません。どれだけ嘆いてもそこは仕方がないのです。

全ての親はわずかな可能性でも危険があることを認識すべきです。

子供のいない者子供のいない者 2011/03/07 14:30 @YouKiDs_iさん、返信ありがとうございました。
児童用ハーネスの正しい使用法に誤解を抱いておられるおそれがありますので、
以下のことだけは説明させてください。

ハーネスの正しい使用法は、背中にリュックのように装着した上で
「紐を付けていない場合と同様に、子供の手を繋ぐこと」です。
これにより万一子供が手を振りほどいても事故を防ぐことが出来ます。
犬の悪い飼主のように子供を拘束したり、引きずり回す用途は許されていません。
子供の命と安全のため、見た目や外聞の不自由をあえて引き受け
ハーネスを使用している親御さんがたに対して失礼なご発言となりますので
この部分だけはどうかご理解ください。

ここは2chじゃ無いですよここは2chじゃ無いですよ 2011/03/07 14:48 maitake 2011/03/07 10:31
通りすがり 2011/03/07 10:42
私も 2011/03/07 10:47
oi 2011/03/07 11:46

これらの人の発言がなによりここで一番怖いと思いました。決めつけ怖い。
最後には笑ってしまいました。
コメントから異常者臭がぷんぷんする。批判が的を外しすぎ。
いつも人から「気持ち悪い」、「日本語でおk」とかって叱られてるんだろうな。
本当に日本語の理解能力が無いからコメントと同時に恥もかくのに、未だに気付かないとは哀れ!

通りすがり2通りすがり2 2011/03/07 14:55 私は筆者さんの話に概ね賛成です

この事件は色んな「偶然」が重なって起こってしまったものだと思います。

その偶然のうちの一つに「母親が目を離してしまった」ということが含まれているだけであって、
「加害者がその場にいた」という偶然がなければ何も起こらなかったでしょう。
子供から目を離さないことも大切ですが、24時間監視しているわけにもいかないのに、なぜ親ばかりが叩かれるのでしょうか?
悪いのは間違いなく犯罪者なのに・・・

しかし、病院のくだりは少し違う気がします

私は子供のころに割とスパルタな塾に行っていましたが、毎回山ほどの課題を出されて、同じ塾に通っている皆で愚痴ばかり言っていました^^;
しかしその山ほどの課題のおかげで私は第一志望に合格したと思って、今では感謝しています
若いころに苦労することは悪いことではないし、上司?の方々も、そのことを身をもって体験したから、それを次の世代に引き継ごうとなさってるのではないのでしょうか?

では、長文失礼いたしました

三児の父三児の父 2011/03/07 15:07 4歳、2歳、0歳の子供がいますが、私だったら3歳の子供に一人でトイレにいかせませんし、家族全員同じ意見でした。
100%監視することが良いとは思えませんが、要所要所で親が見る必要があると考えます。また、今回のトイレはその要所とも考えます。

もちろん加害者が100%悪いことには変わりませんが、3歳の女の子を一人でトイレに行かせることには賛成できません。

やれやれ。やれやれ。 2011/03/07 15:31 病院の下りについて、
的外れのコメントの多さにあきれますね。

そりゃいろんな「病院」があるでしょうよ。
いろんな「上司」がいるでしょうよ。
本文の描写がすべての「病院」や「上司」の状況を代表している訳ではないのです。
弱者をせめることで問題をすりかえてるあんぽんたんが、どこにでもいるもんですね、
うちの病院にもいるんですよ、そういうこまったおじいさんが っていうだけの話でしょうが。

トミートミー 2011/03/07 15:45 筆者さんのおっしゃる通り「運の良さ」=「正しさ」ではないし、「運の悪さ」=「間違い」でもないと思います。

「私はいつもこんなに思慮深く、正しい判断をしている(だから、被害に遭うことはない)」などと言ってしまう方は、本当に運の良い人生を送って来られたのだと思います。

逆に「自分の配慮が足りないばかりに被害に遭ってしまった」と自分を責める人は、もしかしたら本当は「運が悪かった」だけなのかも知れません。

ただ問題は運の善し悪しではなく、悲劇を招かないための努力をすることですよね。それは、加害者への責任追及を厳しく行うこともひとつですし、被害に遭わない(確率を少しでも減らす)ための方法を論じることもひとつです。

心情として、被害者の責任を問うような発言はしたくないです。責任も過失も本来なら無かったはずです。環境をどこまで疑うか?なんて、誰にも正確に計ることは出来ません。

大多数の人が、その犯人に対して強い怒りを覚える、というのが再犯防止への唯一の方法なんだと思います。犯人へ向けられるべき怒りが、少しでも被害者へ向けられてしまうとまるで喧嘩両成敗、のような結果になってしまう気がして不安です。

んーんー 2011/03/07 16:48 母親は目を離した事を悔いてるでしょうし、自分を責めてるでしょう。
その状態で追い討ちをかけるように、周りが母親を責める必要はないです。
ただ、自分が悪いのではない、あんな男がいるからだとか、施設に死角があるからだ、などと他に責任転換しはじめたら、その時に「3歳の幼児から目を離したお前が悪い」と責められても仕方ない、むしろ責められるべきかと思う。
世間には一定数の異常者がいるというのは事実なのだからね。

んーんー 2011/03/07 16:48 母親は目を離した事を悔いてるでしょうし、自分を責めてるでしょう。
その状態で追い討ちをかけるように、周りが母親を責める必要はないです。
ただ、自分が悪いのではない、あんな男がいるからだとか、施設に死角があるからだ、などと他に責任転換しはじめたら、その時に「3歳の幼児から目を離したお前が悪い」と責められても仕方ない、むしろ責められるべきかと思う。
世間には一定数の異常者がいるというのは事実なのだからね。

RRRRRR 2011/03/07 17:01 母親を責めるつもりはゼロ、です。
しかし、子供を二人、ハイティーンにまで育てましたが、わたしなら、このご時世、3歳の時点で単独で目の届かないお手洗いに行かせることは、ありえない、考えられません。
自立を促す教育なら、お手洗いのドアの前で待ってる。3歳ならそこまでで充分だと判断します。
買い物をしていても、街中やレジャー施設などでも、目を離す手を離す=心から離す親の多さにビックリすることが多いです。

半熟半熟 2011/03/07 17:58 いちおう補足しておくと、そういうことをいう病院の上司は、
多くの場合、今は当直業務はやっていなかったり、外来でも初診対応では(自分の専門のことはともかくとして)旧弊極まりない診断・治療を恥じることもなくやっていたりするものだからです。

年上の先生でも、わかっている人は、そういう発言をしません。
多くの場合、そういう「今の若いものは…」発言の頻度と、その人の現在の臨床能力の低さは、かなり相関します。

774774 2011/03/07 18:42 私もよく疑問に思うのですが日本では加害者自体よりも被害者の過失が責められるようなことがありますよね
被害にあった後のこうしたらよかったというようなことは本人がそれこそ重々承知で苛まれている感情でしょうからさらに追い打ちをかけることないのにと思うことが多いです
私は被害者を攻める心理は自己責任だとか自己防衛という意識から来ているような気がします
世の中に一定数犯罪者が居ることは仕方のないことであり被害にあうこともそれこそ運のよしあしでありえる
それは被害者にはどうしようもないことです
加害者を攻めてもそういう人は居なくならないし問題は解決しません
ですから被害者側に出来る対策は何かと考える延長線上に被害者バッシングがあるような気がします

喜納屋喜納屋 2011/03/07 19:08 内容はおおむね同意出来るし、私がタクシーに乗っててもついそんな風に反論してしまったかも知れません
が、実はちょっとずれてるんですよね(笑)
タクシーの運ちゃんは、その母親本人にたいして責めたわけじゃないし、多分本人を目の前にしてはそんなことは言わないでしょう。
ここに当事者が居ない前提で、世間話としてそういう話をしたわけで、それに対して真面目に反論してしまうのはちょっとずれちゃったかな?という気もします。
もちろん、同じ論調でもマスコミが語るとなると意味合いが違いますし、マスコミの取り上げ方やツッコミどころなどはそれ以上にずれまくっている現状は、確かに憂うべきものだと思います。

ch3shirech3shire 2011/03/07 19:49 ちょっと目を離なした時に何も起こらなかったことに、これまでほっとした母(保護者)は多いと思います。

もし、成人が害をなそうと待ち構えていたら、6歳(小1)なら大丈夫だったのか?13歳(中一)なら大丈夫だったのか?
「あの時、私がもっと気を付けていれば」と、不幸が起こったものなら誰もが思います。

これまでの世の中では、井戸端会議で「母親にも責任があるよね」と言い合い、自分の日常に注意を促すことで、被害者から遠く離れた場所にいる人たちには一定の効果があったのかもしれません。
しかし、世の中が変わり、井戸端会議的感覚でブログやツイッターに書いたことが被害者本人を苦しめる可能性もあり、注意が必要となったのでしょう。
また、問題可決への取り組みとしても、日常の注意を促す程度ではすまなくなり、犯罪そのものへの対応策をおのおの考え社会に提案していくような規模が必要になってきたのかもしれません。

これまでと同じではいけない。
そういった面が現れたテーマでもあったのかもしれないと、拝見して思いました。

IDs_nagahamaIDs_nagahama 2011/03/07 20:26 テレビをほとんど見ない私はこの事件を知らなかった。なおとんさん解説ありがとう。私も同じように勘違いしてた。ネットで事件の概要を確認してびっくり!なんと、私も行ったことあるスーパーだった・・・さすが超優秀な熊本県警、犯人逮捕ありがとう!
さて、皆さんの意見読みました。誰に攻められなくても、一番子供の親を攻めているのは、子供の親自身です。おそらく、一生自責の念から逃れられないでしょう。泣き崩れる親を見て、その本人に向かって「お前が悪い」と言える人はいないし、そう思う人もいないでしょう。現実を知らない人は、何とでも批評するのです。随分前ですが、子供が5年生のとき海水浴に連れて行ったとき、同じ年の女の子がおぼれて無くなった事があります。その時家にいたおばあちゃんが駆けつけて(おばあちゃんの家に遊びに来ていた)、「私が目を話さなければ」と泣き叫んで「ごめんねごめんね」と言いながら自分を責めていました。その時周りにいた人は、「一人で泳ぎにやるからだよ」と責める人は誰もいません。「自分がもっと早く気付いていれば」「自分がもっと早く助けてあげられてたら」「自分が一緒に遊んであげてたら」と皆が責任を感じ苦しむのです。親を責めるなんて誰ができるんでしょう・・・・

130130 2011/03/07 20:38 あなたの主張は
危険な場所だったけど、常に見てるのは無理だから両親を責めるのはおかしい
両親を責める人は常に子供を見てたのか

両親を責める(大部分の)人の主張は
危険な場所なんだからそこにはついて行くべきだった

「危険な場所には付いて行け」を「危険な場所以外も常に見ていろということか」と勝手に話を広げすぎです

あといくらなんでも本人を目の前に両親を責める人はいません

最近言葉をそのまま馬鹿正直に受け取る人が多すぎの気がします

はぁはぁ 2011/03/07 20:42 長い、もっと短くまとめて

やれやれ2やれやれ2 2011/03/07 22:03 話の要点がつかめない人が多くて多くて。。

> 危険な場所だったけど、常に見てるのは無理だから両親を責めるのはおかしい

この要約がすでにまちがってるの。わかる?
「両親は被害者、責めるべくはそこではない。
 だいたい、だれでもちょっと目を離す隙っていうのはあるでしょう」
といってるわけ。


> あといくらなんでも本人を目の前に両親を責める人はいません

この意見も多いけど。
あたりまえだろ。

「あーあ、小さい子から目をはなしちゃだめだよねぇ」
という程度のお茶の間の話題に目くじらたてろと言ってる訳じゃないでしょ。
その奥にある
「わたしは今まで子どもから目を離さなかった。そんなこと親として当たり前じゃないか」
という 傲 慢 さ が鼻についたから、思わず噛み付いちゃいました。
「はいはい、ご立派ですね。たしかにあなたの子どもはいま無事かもしれないけど、わるいけどそんなのたまたまだよ」
って思わず言いたくなりましたよ。ということでしょ。

タクシーの運ちゃんにはイラッと来ただけで、
真面目に反論してるのは、そういう、
「人の悲劇をネタにして、時には被害者を踏み台にして、自分の正しさを再確認するような人たち一般」
にたいしてですよ。


> 長い、もっと短くまとめて
同意。
まあ元凶はそこですね。


> もちろん加害者が100% 悪いことには変わりませんが、3歳の女の子を一人でトイレに行かせることには賛成できません。

だから話の流れを読め。

危険な場所危険な場所 2011/03/07 22:45 海は、スーパーのトイレより、はるかに危険な場所です。子供を亡くした親の痛みがわかっている人は、親を責める考えにはなりません。
人それぞれ色んな考えがあるとは思いますが、「親の責任論」が、傷ついた家族に届かないことを祈ります。

DukeSillywalkerDukeSillywalker 2011/03/07 23:53 この事件って、鍵をかけ忘れた自転車を盗まれたというケースと似てると思う。「鍵をかけ忘れた持ち主が悪い」という人がいるかもしれないが、絶対的に盗んだ方が悪い。そもそも鍵をかけない事は盗んでも構いませんよとアピールしているわけじゃないからだ。盗んだ方の勝手な解釈に本来の持ち主が従うべき道理などない。人のものを盗むのはやってはならない事だからだ。同様に、幼児が店内を一人歩きしているからといって、いたずらしようが殺そうがその子を見ていなかった親が悪いという事にはならない。この際性的嗜好についてはいうべきではない。そこはどうしようも無い事だから。しかし、100%状況的誘惑に負けたその犯人が悪い。ばれたらマズイと頭ではわかっていながら、誘惑に抗えなかった意思の弱さをこそ咎めなければならないはずだ。

お 2011/03/08 05:56 「運の良さ」を「正しさ」と誤解している、との表現、はっとさせられました。今までもやもやと思っていたことをズバッと文章にされた気分です。日本人の、他人の失敗に対する許容度の低さは世界トップレベルなのではないでしょうか。そういった国民性は、良い面としては、メイドインジャパン製品の品質の高さに出ているのかもしれませんが、他方、ちょっとしたことで国政を担う人たちがどんどん辞任していくありさま。日本人はどこに向かっていってしまうのか不安になります。このブログエントリに対するコメント群もそれを物語っているようです。厳しいコメントが多いですね。素人のブログエントリになぜそこまで厳しくあるのだろう、と思います。
こういったきついコメントに慣れていないと精神的にきついかもしれませんが、うまく流してくださいね。余計なお世話かもしれませんが。

とにかく、私はあなたの文章に感銘を受けました。ありがとうございました。

ネタですよね、これ?ネタですよね、これ? 2011/03/08 07:16 別に親をせめてる人たちなんていないのでは?
『結果として子供を亡くしましたね』というだけのことです。

まめまめ 2011/03/08 08:35 親御さんも被害者のお子さんも、本当にかわいそう。
まあ、コミュニティ内が相互信頼で成り立っていた日本が、かつてはそれだけ安全だったんだよな〜と、つくづく思わされました。
というのも私が以前10年程住んでいたイギリスでは、「幼児や子供が最も危険に晒される場所(拉致されたり暴行の被害に遭ったりしやすい場所)」のひとつが、スーパーなど、店のトイレとされていたからです。だから絶対に絶対に1人で行かせてはいけない、と。
駐在員の家族らは、ことあるごとにそのことを肝に銘じさせられました。
(中学生未満の子供だけで留守番させることすら虐待に当たるような国だから、日本人の感覚とは違うんでしょうが……)
その頃は「日本ではそんなことないのにね」と、よく話してたものですが、そういう時代になってしまったんだと感じさせられました。

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