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【格闘技】

WBA王者 下田昭文が始動

2011年3月8日 紙面から

 涙の王座戴冠から1カ月、WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文(26)が7日、所属する東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を再開した。初防衛戦は6月、同級1位リコ・ラモス(23)=米国=と米国カリフォルニアでの指名試合。米国進出に「今までの王者がやってこなかったことをやっていく」と意欲満々に語った。

 前王者の李冽理とダウンの応酬、打撃戦を制してうれし涙を流した下田。その感激を沖縄、タイ旅行で癒やしての始動に「ボクシング人生は一度。課題をしっかり乗り越えて、やれるだけやる。1ラウンド、1秒、集中して戦いたい」と抱負を語った。

 初防衛戦がランク1位との指名試合、それも敵地と聞いて内心は嫌だったようだが、本田明彦会長は「WBAの指示だから仕方ない。下田は常に挑戦的なマッチメークでないと乗ってこないし」と、下田の性格を知り尽くしたうえでのゴーサイン。ラモスは19戦全勝(10KO)の右ボクサーファイター。これまで日本人王者の米国本土での初防衛戦はなく、成功すれば快挙だ。 (山崎照朝)

 

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