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【大相撲】

放駒理事長は慎重姿勢崩さず 五月場所開催問題

2011年3月8日 紙面から

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は7日、八百長問題を調べている特別調査委員会の調査が終わらなければ、夏場所(5月8日初日・両国国技館)中止の判断を下すことをあらためて示唆した。報道陣に問われ「調査結果が出なければ、そうなるかもしれない」と話した。

 特別委は11日と18日に会合を予定している。18日に今後のめどが立たなかったら、夏場所開催のタイムリミットでもある4月9日の前売り開始に間に合わなくなる可能性が出てくる。

 高木文科相はこの日、「(協会の公益法人化に向けた改革を話し合う)ガバナンスにも並行して取り組まないといけない」と語った。しかし、放駒理事長はガバナンスの整備に関する独立委員会から受けた提言について「この問題が片付いてから」と、八百長問題の解決を最優先していることをあらためて口にした。また、横審から夏場所開催を望む声があることについては「いろんな意見がある。聞いてみないと分からない」と話した。

 特別委は当初の14人以外にもグレーの調査対象者が「うん10人いる」(伊藤滋座長)と明かしている。調査はこの日も継続的に行われたが、調査対象者が今後も増える可能性もあり難航している。 (岸本隆)

 

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