長友が3月末のニッポン凱旋(がいせん)を熱望した。日本代表は3月に国際親善試合のモンテネグロ戦(25日・静岡)、ニュージーランド戦(29日・国立)を予定。
直後の4月3日に宿敵ACミランとのミラノダービーが控えているが、長友自身は「もちろん(行きたい)。代表は誇りなんで。僕を育ててくれたのも代表なんで恩返ししたい」と言い切った。
一方、日本代表のザッケローニ監督は7日、東京都内のJFAハウスでスタッフミーティングを開き、今後のスケジュールの確認や国内外の選手の情報を収集した。
長友を含む欧州組の招集に関して、原技術委員長は「インターナショナルマッチデーなので、(招集する可能性がある場合は)10日までにレターを出さないといけない」とした上で、各クラブの事情にかかわらず「呼ぶといえば呼べる期間。コンディションを見て、いろんな情報を見て決める」と説明した。
欧州組、国内組をフラットに選考する方針を示しているザック監督の意向が最重要だが、特段の理由がなければ、3月に「インテル長友」の凱旋が日本中から注目を集めることになりそうだ。
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