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【大リーグ】

ゴジラVSイチロー今季初対決!!

2011年3月8日 紙面から

ブルワーズ戦の1回、一ゴロに倒れベンチで渋い表情のアスレチックス・松井=フェニックス(共同)

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 いよいよ2011年ゴジラVSイチローの第1ラウンドだ。アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は7日(日本時間8日)、今季自身オープン戦初連戦でマリナーズ戦に出場する。イチロー外野手(37)の出場も有力視されており、今季初のゴジイチ対決の実現は確実。6日のブルワーズ戦に3番指名打者(DH)で出場した松井は3打数無安打。イチローの前で、今オープン戦無安打(12打席)からも解放されたいところだ。

 シーズン開幕戦(4月1〜3日)で激突する両軍が、早くも火花を散らす。今季オープン戦2試合、公式戦で19試合対戦する、ア西地区のライバル対決。昨年3月のオープン戦初戦では二塁付近ですれ違い、イチローが当時エンゼルスだった松井に「(赤が)全然イケてないよ」と笑顔で“ダメ出し”したのは記憶に新しいところ。自身が「カッコいい」とお気に入りの緑ゴジラ姿は一体、イチローにどう映るのか。

 さらに、7日のマリナーズの先発投手は開幕投手の呼び声が高い、昨季サイ・ヤング賞右腕のヘルナンデスの予定。「開幕4番」の可能性が高い松井にとって絶好のシミュレーションの場で、楽しみがつきない。

 初対決を翌日に控えたこの日の松井は一ゴロ、二ゴロ併殺打、遊ゴロ失策の3打数無安打。オープン戦4試合で8打数無安打(4四球)、12打席無安打と結果の出ない日々が続く。しかし、55番は「なかなかタイミングがあっていないが、いい練習になった」と気にする表情は見せず、シーズンでも想定される外角中心の攻めにも「その中でどうにか結果を出さないと」と前向きな姿勢をアピールだ。ベテランに大きな期待を寄せるゲレン監督も「大丈夫。そのうち打つと思うよ。打席を積めばもっと楽に打てるようになるだろう」と信頼は全く揺るがなかった。

 イチローの前で昨季のサイ・ヤング賞右腕を打ち崩し、「アスレチックスに緑ゴジラあり」とライバルに印象づけられるか。注目の対決は間もなくプレーボール−。

 

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