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【プロ野球】

巨投 外国人サバイバル

2011年3月8日 紙面から

 巨人の川口和久投手総合コーチ(51)が7日、先発候補に挙げているゴンザレス、グライシンガー、バニスター、トーレスの外国人投手4人によるサバイバルレースを本格的に開始すると明かした。今後は内容ではなく結果を求めていく考えで、想定している2枠という外国人の先発枠を1枠に減らす可能性にも言及した。

 サバイバルの舞台は、遠征先のアウェー球場に定められた。8日にゴンザレス、9日にグライシンガーがヤフードームでのソフトバンク戦に先発。11日にはバニスターがマツダスタジアムでの広島戦で先発マウンドに上がる。異例ともいえる外国人による先発3連戦が組まれ、選考はいよいよ佳境を迎える。

 川口コーチは当初、外国人に2つの先発枠を与える考えだったが、3日の西武戦でバニスターが5失点、5日の教育リーグ・ヤクルト戦でトーレスが3失点したのを重くみて方針を撤回。朝井、藤井、西村ら日本人の先発候補が結果を残した場合には「外国人の先発を1人にすることもあり得る」と明かした。抑えはアルバラデホとロメロが競争中で、どちらか1人は2軍に落ちる。外国人の先発が1枠に減ると、2軍は5人の助っ人投手であふれ返る事態になる。

 先陣を切って8日に先発するゴンザレスはこの日、ヤフードームで調整。「オープン戦だけど、公式戦のようなつもりで結果にこだわりたい。(5勝13敗という)昨季を反省して別人になった姿を見せるのが大事」と悲壮感を漂わせた。 (永山陽平)

 

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